きめの細かい、美しい輝きを放つアッパーの革は、靴好きにはお馴染みアメリカ・ホーウィン社のコートバンを使用。ただし、武骨な雰囲気を放ちながらそれでいて柔らかい色合いの「Dark Cognac」と深い青みがシックな雰囲気を漂わせる「Navy」のホーウィンコートバンは、Heinrich Dinkelackerだけの完全エクスクルーシブ。他のブランドで見ることはまずない、大変貴重な革を使用しています。

本底にはドイツ・ジョーレンデンバッハ社のレザーソールを使用し、ラバーソール、シューレースにいたるまですべて自社で揃え、一切の妥協も感じられません。

武骨で男らしい雰囲気を放つソールの厚みは1.5cm。短靴にありがちな硬さを感じることなく、履きこむことでさらに自分の足型に沈み込み、絨毯の上を歩いているような感覚。元々欧米の足の弱っているエグゼクティブでも履けるように、丁度良くフィットする整形方のデザインに特化した歴史背景をもっているため、高いファッション性の中に、丈夫さと極上のクッション性、フィット感を併せ持っています。

存在感抜群のメダリオンも決して嫌味を感じることがない、洗練された気品が感じられます。

「一生物の逸品」という表現は月並みかもしれませんが、まさにこのシューズにこそ与えられるべき表現と言えます。触れることが出来る機会すら少ないでしょう。ぜひその手にとってご覧いただければと思います。

ご来店をお待ちしております。