STEPSブログをご覧の皆さん、こんにちは。吉祥寺店國枝です。
立秋とは名ばかりで、連日の猛暑やゲリラ豪雨。体調は大丈夫でしょうか。
さて。今回のブログでは一つのブランドやアイテムにスポットを当て、深く掘り下げていこうと思います。
題して「to peruse」。
今回はこちらのブランド。
CITY LIGHTS BOOKSTORE
ご存知の方も多いと思いますが、1953年に米国・サンフランシスコのノースビーチに誕生したブックストアです。伝統的なものからディープなものまで品揃えは多岐に渡り、ヒッピームーブメントやビートカルチャー発祥の地としても世界的に有名です。
そんなCITY LIGHTSオリジナルのTシャツがこちら。
☆CITY LIGHTS BASIC TEE ¥5,145
☆CITY LIGHTS PRINT TEE ¥5,145
また、完売状態が続いたオリジナルのトートバッグとショルダーバッグがこの度再入荷しました。
☆CITY LIGHTS TOTE ¥5,460
☆CITY LIGHTS SHOULDER BAG ¥5,240
プリントされているのは作家アレンギンズバーグの代表的な詩集「HOWL」
(日本では「吠える」と訳されています。)
両面プリントで裏面には「HOWL」の一節。
私が興味を惹かれた点はこのアレンギンズバーグとCITY LIGHTS BOOKSTOREの関係性。
CITY LIGHTS BOOKSTOREはブックストアと同時に出版社として自社出版も多く取り扱っています。先述したアレンギンズバーグの「HOWL」もCITY LIGHTS BOOKSTOREによって出版されました。しかし出版後は詩集「HOWL」に綴られた過激な内容により、税関でわいせつ文書として押収、警察によってCITY LIGHTSの店頭の「HOWL」も押収されることがあったそうです。
そんな一件を機に、「HOWL」とギンズバーグの名は一気にアメリカ全土へ知れ渡ったたそうです。
なんだか面白くありませんか。
一見するとキャンバス地に英字がプリントされているだけのシンプルなバッグなのですが、その背景は思いのほか奥が深い。これだからファッションは面白い。
ちなみにアレンギンズバーグの交流関係には、私がよく聴くボブディランやジョーストラマーがいるそうです。
気になる商品をふと調べるにつれて、ファッションから小説や音楽、カウンターカルチャーと興味の輪が広がっていきました。こうしてファッションを通じて自身の趣味や興味、ライフスタイルが変化していくことが楽しみの一つであったり。
長くなってしまったので、今日のところはこの辺で。
それでは。
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