一日一服~骨董市~
SEEK&FIND
さいたま新都心にあるスーパーアリーナで開催している骨董フェアに行ってきたので今回のブログはそのお話。
和骨董と西洋アンティーク、合わせて200店を超える出店があり陶器、古民具、ジュエリーなど幅広く出品されています。蚤の市のほとんどが土日開催のなか、毎年平日開催されるのがサービスマンには嬉しいところ。
様々なお店が出店してるなかで僕が好きなのはアメリカのヴィンテージ雑貨を扱っているブースや日本の古道具を扱っているお店です。各ブースを練り歩き、数えきれないほどの品のなかから選んだ今回の収獲がこちら。
①アメリカ製マフィンモールド
40's〜70'sのマフィンパン焼き器です。長い期間製造されていたアイテムらしく正確な年代判別は難しいようです。
ちょうど夏に向けてアクセサリーなどを付ける機会も増え始め、小物入れにどうかなと購入しました。メンズのジュエリーボックスって新品で探しても好みのものがあまり見当たらないんですよね。少し味気ないのでグリーンなんかを入れてみても良さそうです。
②Norman Rockwell ポスター
先日たまたま、あるお客様とアメリカのイラストレーター〔ノーマン・ロックウェル〕の話になっていた矢先に目に飛び込んできたこちらの一枚。40年代のアメリカ海軍の上官の休日といったところでしょうか?女子高生のセーラー服姿よりこちらのセーラー服姿にトキメキます。一番のトキメキポイントは脱いだ短靴(US NAVYのサービスシューズ?)のなかに煙草を置いている描写。ここ、テストに出ますよ。
③ドイツ軍Dカン
重いです。邪魔です。フック部分はなにか指先を鍛えるための道具なのかと思うくらい硬いです。もう触った瞬間に不便な道具であることを一瞬で悟ったのですが、この溢れんばかりの重厚感ある雰囲気は他に変えられません。便利なものだけが優秀な道具ではないのだと自分に言い聞かせました。patagoniaの通勤バッグに装着です。軽さとチープさが気にいって使っているバッグなんですが、そんなのは無視します。だって。格好良いじゃないですか。格好良ければ全て良しです。
2時間くらいダラダラと過ごし考えて、たったこれだけの収獲ですがそれくらいが今の僕にはちょうど良いんです。
便利なモノがワンクリックで買える世の中です。それもスペックが正確に分かり、レビューだって参考にできます。そんななかで自分の神経と感性を研ぎ澄まして、純粋に惹かれたモノを購入する行為が贅沢に思えるこの頃です。ミーちゃんハーちゃんな自分が偉そうなこと言えませんが、たまにはこういったアナログな買い方も良いですよね。
それでは。