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2025.05.04
今回目指したのはインナーでも、一枚でもサマになるヘンリーネックシャツ。
首回りの開き具合、身幅、着丈に袖丈と慎重にパターンを選択しています。
別注ヘンリーネックシャツの魅力を伝えるうえで、さきに一つ注意事項があります。
それはタイトフィットや生地の薄いシャツのインナーには向いていないこと。
インナーでも、一枚でもサマになるヘンリーネックシャツを目指してるのに、
「ダメじゃん。」
なんて声が聞こえてきそうですが、そこは正直に。
「向いてません。」
どんなインナーにも対応する全方位型のインナーとして100点を目指したかったのですが、
それではどうしても中途半端になってしまいます。
タイトフィットなシャツのインナーに100点のものは、アウターのインナーには70点、一枚で着るには60点..
こんなバランスが脳裏に過ったのです。
そこでタイトフィットなシャツのインナーにすることを諦め、
ライトアウターのインナーとして、
そして、
一枚で着用するときのアイテムとして120点なヘンリーネックを目指しました。
ボディラインに沿う「いわゆるインナー」過ぎるものではなくて
身幅や肩回りに適度にゆとりがあるものが良い。
だけど、ルーズなボックスシルエットは避けたベーシックなシルエット。
生地はアウターとレイヤードしても、存在感が負けないこと。
綿本来の風合いが楽しめる、未脱脂未染色のナチュラルカラー。
真っ白ほど汚れが目立たず、一枚できて透けないところも良いところ。
不規則に節がのこるスラブ糸は着用と洗濯を繰り返すことで着馴染んでいきます。
凹凸がある分、肌離れが良く、表情も豊かです。
アウターのインナーと一枚での着用を両立させたヘンリーネックが完成しました。
ぜひ、店頭でお試しください。
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