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2020.04.29
“映画とファッションは切っても切れない関係だ”
しばしば耳にする言葉だと思います。
シアター越しにみる俳優。
いや、俳優だけでなく、ふいに映るエキストラのような通行人まで。
リアルな異国文化、ファッションを目にすることができたのだとすれば、
スマートフォンひとつで情報が手に入る現在に比べ、貴重な情報源としての役割を映画が担っていたことも納得です。
ということで、本日はおススメ映画をファッションに注目してご紹介。
ここは潔く、あらすじや内容の紹介は一切なし。
ただひたすら、ファッションについてご紹介することとします。
今回は定番中の定番、デニムの着こなしが格好良い映画を。
カッコーの巣の上で(1975年)
アメカジというワードで僕が連想するスタイル。
それは主人公マクマーフィーを演じるジャックニコルソンのファッション。
デニムの合わせ方。
A2レザーフライトジャケットにシャンブレーシャツ、足元はレッドウィングのアイリッシュセッター。
短めのレングス、ベルトレスでの履きこなし、左のバックポケットについている財布か何かの四角いアタリ。
タバコを袖まくりしたTシャツに隠したり、
シャンブレーシャツの袖のまくり方や、
フライトジャケットから飛び出た不格好なシャツの襟。
いたってシンプルな着こなしも、何気ない仕草やディティールに注目するといちいち格好良い。
ミリタリーのサープラス品とワークブーツで着こなすジーンズ。
いつか自分も格好良く着こなしてみたいものです。
レザージャケットに、
シャンブレーでなくSAX BLUEのオックスフォードシャツ。
襟を出すならこんな感じ?
映画の影響をうけたわけではないですが、
ジーンズのポケットにモノを入れてアタリをつけるのは昔から好き。
全く同じような格好はしないにしても、
要所要所で好きな部分を好きな取り入れ方をしてみたり。
繰り返し鑑賞してしまうほど好きな映画は、
注目するポイントを少し変えてみることも、新しい発見があって良いものです。
また当店の取扱いアイテムで関連付けるなら..
デニムは履きこんだBONCOURAの66モデル
OLIVEのTシャツは、BONCOURAヘビーウェイトTシャツで決まり。
良い意味で粗野な雰囲気のシャンブレーシャツは、
OAXACAの刺繍シャツなんかで後姿に裏切りを。
なんていかがでしょうか。
以上、ストーリーには一切触れない異色の映画紹介でした。
ご興味のある方は是非観てみてくださいね。
(そこそこに重い話なのでご注意を、、)
それでは。
SEEK&FIND 國枝