2020.05.04

映画とファッション2
SEEK&FIND

映画とファッション

今回もデニムに着目してご紹介していきます。

 

皆さまご存じ、スケーターファッションの金字塔

ロードオブドッグタウン(2005年)

 

 

オールシーズン着用機会の多いデニム。

しかし、季節や気分によって履きたいイメージは異なるもの。

強い日差しとともに合わせたいのは、クタッと馴染んたデニムとボロボロのスニーカー。

 

 

 

狭い街中や渋滞中の車道を颯爽と駆けぬけるスケーターたちのファッションはどれも自然で、

1970年代カリフォルニアの当時の雰囲気ってこんな感じなのかなと思いを馳せます。

 

 

 

おそらく転んで擦れたり、洗濯したりを繰り返した結果である淡いブルージーンズ。

リーバイス517をダルッと裾をもたつかせて。

どのシーンの格好を切り取ってもスタイルがあって格好良いです。

 

 

 

 

クタクタに着古した服がとっても格好良く見えます。

ネルシャツやロンTee、合わせるアイテムはあくまで動きやすく、丈夫で洗えるもの。

 

ワークウェアを目にして良く感じることなのですが、

本来機能としてデザインされたディティールが、

後にファッションとしてのデザインになる。

 

ファッションより先に目的(スケート)があり、

結果としてそれがファッションになる。

 

ロードオブドッグタウンをみるとそんな感覚になります。

何でもよいので、少しでも自分のライフスタイルを服に落とし込めると素敵ですよね。

 

 

 

 

個人的にステイシーペラルタの着こなしが特に好きです。

青×白のボーダーteeにホワイトデニム、

足元は青のVans Authenticと2トーンでまとめたコーディネートは色の配分など参考になります。

 

姉妹店のステップスではVansをはじめ、

近いイメージのアイテムがいくつかありそうですね。

 

無骨でワイルドな着こなしの”理由なき反抗”のジェームスディーン、

バイカースタイルの”乱暴者”のマーロンブランド、

ヒッピーな着こなしなら”あの頃ペニーレインと”や”イージーライダー”

 

ジーンズひとつとっても、おススメしたい映画はまだまだございます。

 

ハットやミリタリー、スーツなど他のアイテムに関しても、

万が一需要がございましたら別の機会にお届けしますね。

 

それでは。

 

SEEK&FIND 國枝