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2022.02.07
草野さんが用意してくれた数種類の生地サンプル(前回のTOPICSはこちら)
ゆっくりと間をあけながら、
それぞれの生地の特徴を”さらり”と教えてくださった。
“さらり”とした説明の意味するところ…
先ずは実際の生地サンプルを目の前に”バイアスのない状態で妄想して欲しい”という想いが込められているように僕は感じた。
(恐らくイメージを投げかけた時点で草野さんのなかでの正解は決まっていたとも思う)
指の腹で生地の感触を確かめ、
頭の中で次シーズンに提案したいスタイルを浮かべると、
“どれも良い生地”から、”この生地しかない”に感覚が変わる。
選んだ生地はコットンリネンのブラックシャンブレー
ステッチやスレーキの色もブラックに決まり、
こうして22SSに提案したい商品の軸が一つ決まった。
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色々な構想と体験を経て、遂に完成したのがこちら。
・KENNETH FIELD / GURKA TROUSER(WIDE) – SEEK&FIND EXCLUSIVE –
col : BLACK CHAMBRAY
fabric : COTTON 60% / LINEN 40%
size : S / M / L / XL
price : ¥27,000+tax
release date : 2022/02/11(fri)
生地の選択でこだわったのはハリコシのある、ややシャリっとした質感。
春と秋が短く、途方もなく長く感じる東京の夏。
夏にだけ照準を合わせれば、より薄く涼しげなリネン100%の生地のように、
おのずと選択肢は絞られ、悩む必要もなかったように思う。
そうしなかったのは僅かな季節(気温)の変化にあわせて、
多様なスタイルを存分に楽しみたかったから。
トップスはジャケットやGジャンのレイヤードスタイルから、
Tシャツやポロシャツ単体といったシンプルなスタイルまで。
足元はスニーカー、サンダル、革靴のどれにもミスマッチを起こさない生地の塩梅。
黒特有の暑苦しさはなく、確かな涼しさを感じる着用感。
それでも軽すぎることのない生地の質感が、
季節にあわせたスタイリングを妄想させる…。
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発売日は2月11日(金)
(店頭にてご予約も承っております。)
是非、お楽しみにいらしてください。