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2020.01.09
明けましておめでとうございます。
今年もSEEK&FINDをよろしくお願い致します。
さて、今回が2020年一発目のTOPICS。
冬真っ最中の今時期に頼もしすぎる、極上のダウンがNUNATAKより入荷しました。
NUNATAK・・・
およそ20年間に渡りアメリカ西海岸の有名な山という山を全て制覇した山岳ガイドが1999年にダウン専門メーカーとしてNUNATAKを創立。
創業当時は WEST SEATTLE という町でしたが、2002年に同じくワシントン州のMETHOW VALLEY という町に移転しました。現在はユタ州にて拠点を移しました。
素材選び、縫製、ダウンの封入から自身の経験(と趣味)を生かした商品テストまで、全ての工程を一人きりでこなします。
その為、NUNATAKの製品はマーケティングやコストパフォーマンスに囚われない、独特に進化した完成度があるのです。
このタイミングでダウンの入荷?ちょっと遅くない?
なんて思う方も少なくないと思います。
実際、僕も入荷してきたときはそんな疑問も抱きました。
しかし実際にモノを見て触り、袖を通してみて思いました、「これは遅いも早いもないな」と。
表現力が乏しく、この感動を上手く言葉で伝えられませんが、
「出会った時が買い時」そんなふうに思わせてくれる一枚です。
NUNATAK / KOBUK DOWN HOODIE (¥155,000+tax)
color : BLACK
size : M/L
どうですかこのボリューム、迫力。
見てるだけで体が温かくなってきませんか?(笑)
NUNATAKの製品の大きな特徴はそのダウンのキルティング方法。
主に寝袋を作る際に使われる“ボックス構造”を採用することで、通常のダウンジャケットよりも保温性を格段に高めています。
そして面白いポイントがもう一つ、
通常のダウンジャケットにおいて、ダウンの封入は掃除機の逆噴射バージョンのような機械を使って行われているのに対し、NUNATAKではコップでグースダウンを量り、手作業でコツコツと封入しています。
そんな効率の悪い作り方で作られているダウンはそうそうありません。
効率を無視してまで貫かれるクラフトマンシップにより、他のアイテムでは体感できない着心地や温かさが生み出されているのです。
シェルの素材はNEXTEC社の“EPIC”という繊維を使用。
生地表面だけでなく、生地繊維の組織内まで耐水バリアを形成する“3次元バリア構造”により驚異的な撥水性と耐久性を誇ります。
いくら使用しているダウンやデザインが良くても、デリケートだったり実用性がいまいちでは安心して着ることができませんよね。
さすがはNUNATAK、そういった点もぬかりなくモノづくりに対するこだわりを貫いています。
ダウンを着用したままでもモノの出し入れが容易な大型のフロントの腰ポケット、
ファスナー部分から侵入してくる冷気を防ぐために取り付けられたダウンが詰まったチューブ状のフラップ等々、
シンプルなデザインの中にアメリカのクラフトマンシップ精神が散りばめられています。
おもわず「やりすぎじゃない?」なんてこちらが思ってしまうほどやってます。
ライニングは目を惹く鮮やかなパープル、当店限定の配色になっています。
扱いにくいイメージのあるパープルですが、この迫力のあるダウンのライニングとして使用してみると程よいアクセント。
妙ないやらしさもなく、他のアイテムとの合わせにも困らなそうです。
いかがでしたでしょうか。
デザイン、実用性、生産背景と魅力にあふれた一着。
皆さんもぜひ店頭にて、良い意味で裏切られてみてください。
SEEK&FIND 岩波