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2019.12.19
冷たい空気を感じるようになり、
先週末はセーターをご購入される方が多かったように感じます。
本日はセーターに合わせたいお薦めのアイテムをOAXACAよりご紹介。
OAXACA…
メキシコ南部、OAXACA オアハカ州、先住民族の人たちが最も多く暮らす地域で古くから伝わる伝統工芸、ハンドクラフトが受け継がれてます。
そんなオアハカ地方に住む人たちの手によって施される刺繍、織物、ラグ、などハンドクラフト感にこだわって展開するブランドです。ブランド名も地名そのものです。
OAXACAが手掛けるラグベストは脇に縫い合わせ部分がありません。
途切れることなく柄が続きます。
極力無駄にすることなく、美しく仕上げています。
1枚のラグから1枚のベストを生産しているということ。
大量生産では生み出せない、”ぬくもり”を感じます。
OAXACA / RUG VEST (¥42,000+tax)
今回ご用意しているRUG VESTの柄は「Caracol(カラコル)」と呼ばれるもの。
やはり今時期はセーターとのスタイリングがお勧めです。
足元はコーデュロイパンツにチロリアンシューズでどうでしょうか。
天然繊維、天然染料で作られたモノが纏う雰囲気はやっぱり暖くて好きです。
店頭にはセーターの着こなしの参考にと、
「Frank Meadow Sutcliff」の写真集を置いています。
1872年から約半世紀にわたり英国の小さな漁村ウィットビーの人々を写真に収めたものです。
当時の漁師たちを見ると、肉厚なガンジーセーターにチョッキを合わせたスタイルが多く目につきます。
腕まわりの太いセーターでは、コートやジャケットなどは重ね着できなかったのかからでしょうか。
この写真集にはラグベストはもちろん登場しませんが、
「フィッシャーマンのもとにラグベストが渡ったら…」
と想像しながら着こなしを考えるのも面白いのではないでしょうか。
せっかく好きなファッションなのだから、
今も昔も全部ひっくるめて楽しみたいものです。
それでは。
SEEK&FIND 國枝