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2025.12.01
ENGINEERED GARMENTS WORKADAY
「嬉しい知らせがある。」
今度はボクから皆さんにお伝えしたいこと。
店頭で沢山のお客様にお楽しみいただいているENGINEERED GARMENTS。
・ NEW BRAND / ENGINEERED GARMENTS vol.Ⅰ
・NEW BRAND / ENGINEERED GARMENTS vol.Ⅱ
密かにもう一つのコレクションもオーダーしておりました。

ENGINEERED GARMENTS WORKADAYとは
ENGINEERED GARMENTSの創設者・鈴木大器さんにとって、WORKADAYは“より日常に近い洋服”を形にしたベーシックラインです。
ワークウェアの王道をベースにしながらも、ディテールの取り方や素材の選び方に、EG同様の遊び心が息づいています。
EGが「不完全の美学」や「相反するデザイン」で魅せるとすれば、WORKADAYはその思想をぐっと生活の中に引き寄せたような存在。
気負わずに着られるのに、やっぱり“ただのベーシック”では終わらない。
しっかりとWORKADAYらしい、確立されたオリジナリティが存在しています。
モノづくりの拠点はEGと同じく made in NEW YORK。
徹底したローカルなモノづくりはWORKADAYにおいても貫かれています。
生産の流れも特徴的で、EGの製作が終わった後にWORKADAYが作られるという順序。効率ではなく“現場のリズム”を大切にしていることが伝わってきます。
EGの思想を引き継ぎながら、もう少し生活に寄り添う形で表現された、もう一つのENGINEERED GARMENTSなのです。
ラインナップ
今季は、WORKADAYのなかでもブランドらしさを強く感じられるモデルをご用意しました。
どれも日常に取り入れやすいベーシックなアイテムでありながら、素材のチョイスやシルエットのバランスにオリジナルにはない静かな捻りを感じます。
シャツ以外の製品は全て、米・コーンミルズ社のデットストック デニム素材を使用しているモデルをセレクトしています。
その響きだけでも、グッときてしまうのは恐らくボクだけではないはず..。


【 EG WORKADAY / SEABEES JACKET 12oz Cone Denim】
color : INDIGO
size : S / M
price : ¥41,800 (tax inc.)
アメリカ海軍建設大隊、俗に言う”シービーズ”が独占的に使用していたジャケットをベースとした、シービーズジャケット。
海軍建設大隊(Construction Battalion)の略称は「CB」となりますが、海上で蜂のように勤勉と働くという意味も込めて「Seabees」といったネーミングになっています。


Gジャンやカバーオールに比べてシンプルなデザインながらも、マチ付きの2つのフロントポケットが程よいアクセントになっています。
ゆとりのある身幅に、ややすっきりとした着丈のサイズバランスで、レイヤードを一層楽しくしてくれる一着です。
コーンミルズ社製のデットストックのデニム素材、育てる楽しみも忘れずに。


【 EG WORKADAY / B.D. SHIRT 】
color : WHITE / BIG TATTERSALL / TATTERSALL 2
size : S / M
price : WHITE OX ¥31,900 (tax inc.) / TATTERSALL ¥36,300 (tax inc.)
小ぶりな襟に、程よくゆとりのあるシルエットが魅力のクラシックなボタンダウンシャツ。
定番の白のオックスフォード生地と、格子の大きなタッタソール柄をセレクトしています。



巻き縫いの縫製による迫力あるパッカリングに、ネックは首後ろを含めた3点留めの仕様。
シンプルだからこそ、フラップ付きの胸ポケットのディティールも際立ちます。
オックスフォードもタッタソール柄はトラッドやドレスシャツのイメージが強くありますが、不思議とこちらのシャツならカジュアルに着たくなりますね。
スラックスではなく、軍パン。そんなスタイリングが自然と思い浮かびます。


【 EG WORKADAY / FATIGUE PANT 12oz Cone Denim】
color : INDIGO
size : XS / S / M
price : ¥31,900 (tax inc.)
WORKADAYを代表する一本。
定番だからこそ廃れない安心感のあるデザインに、通常では目にしない大胆なワイドシルエット。
バックサテンではなくファティーグパンツ、ありあそうでない組合せも相まって非常に新鮮です。


9月に発売したEGのベッドフォードジャケットとのコンビが最高です。
同素材となるシービーズジャケットとのセットアップももちろん良くて、購買意欲を掻き立てられます。


【 ENGINEERED GARMENTS WORKADAY / PAINTER PANT 12oz Cone Denim】
color : INDIGO
size : XS / S / M
price : ¥34,100 (tax inc.)
ハンマーループやツールポケットを備えたペインターパンツ。
ヴィンテージのペインターパンツとなるとライトオンスのものがほとんどですが、こちらもファティーグパンツ同様に12オンスのデットストック デニム素材。
厚みのある生地によって、サイドのツールポケットやハンマーループのディティールがより重厚な雰囲気に。
ウエストと裾まわりに施されたドローコードからは”らしさ”を感じます。


今シーズンのコレクションイメージが色濃く反映されたEGのロイタージャケットやニットカーディガンに、WORKADAYのB.D.シャツとペインターパンツ。
もしくはシービーズジャケット。
繋ぎ合わせのピースのように、単体ではなく全体の雰囲気でスタイリングをまとめていく作業が楽しいですよね。



個人的に感じたEGとの違い
展示会でWORKADAYを見たとき、まず感じたのは“静けさ”でした。
ラインナップはEGの約1/3ほどだったと記憶しています。
それは、日常の中でどう着るか、またはEGのスタイリングにどう呼応するかを意識した構成だからでしょうか。
しかし、EGが「足し算」でWORKADAYが「引き算」といった大雑把な先入観はプロダクトをよく見ていくことで大きく変わりました。
“日常使い=シンプル=引き算”ではなかったのです。
ただシンプルなわけではなく、ちゃんと捻っているんです。
EGが「掛け算と割り算」で魅せるなら、WORKADAYは「足し算と引き算」。
どちらも確かな背景を持つプロダクトをベースに捻りを効かせたモノづくりをしていますが、膨らませ方や落としどころ、思考のプロセスが違うのだろうなと感じます。


EGを通して服を楽しむ体験を味わった方も多いと思います。
WORKADAYはそこにリアリティを加え、日常の中でENGINEERED GARMENTSの世界観を補完(またはブースト)してくれる、もう一つのライン。
ぜひ、日常の装いの中で、WORKADAYならではの個性をお楽しみください。
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