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2024.05.13
皆さまこんにちは。吉祥寺店の森本です。
ゴールデンウィークが明けて、
外に出るといよいよ春から夏を感じる匂いになってきましたね。
はたまた突然ですが、
「強くて柔らかい。」
わたしがERICKA NICOLAS BEGAYが作るインディアンジュエリーを身に付けてみた時の感想です。
きっとその理由がこのTOPICSで伝わるはず。
今回STEPS吉祥寺店では、
5/18 (sat) ~ 26 (sun) の期間に、
『ERICKA NICOLAS BEGAY 受注会イベント』を開催いたします。
まずは、インディアンジュエリーをご存知でしょうか。
インディアンジュエリーとは、
その名の通り、アメリカ先住民ネイティブアメリカン(いわゆるインディアン)が作ったジュエリーのことをさします。
歴史の勉強の中で誰しも一度はネイティブアメリカン(インディアン)という言葉、
そしてアメリカ先住民が存在するという事実を聞いたことがあるのではないでしょうか。
インディアンジュエリーの歴史は壮大でとても深く、ひとえにここで語れるものではないので、始まりだけに触れると、
1850年頃、アメリカ南西部にやってきたメキシコ人の銀細工師をネイティブアメリカンの多くを占める最大部族であるナバホ族の1人が自宅に招き、銀細工を教わったのが始まりだという説が多く語り継がれています。
そのナバホ族の銀細工に由来し、伝統的に作られている光沢のあるシルバーのパールがナバホパールです。
多くの民族ジュエリー同様に、お守りとして身につけられてきたジュエリーで、命や友情、願いを込めたもので、ナバホ族ももともとは石、木、貝素材で世代へ受け継ぐビーズ製品を作っていましたが、ヨーロッパ人によって銀や銅がシルバーが運ばれて以降、頑丈なシルバ一素材を活用し作り続けて今に至ります。
そして今回イベントを行うシルバーアクセサリーの製作者ERICKA NICOLAS BEGAY(エリッカニコラスビゲイ)について。
1996年生まれ、ナバホ族の若き女性アーティスト。
機械物や模造品が多く出回るようになってしまった現代において、ネイティブアメリカン本来の考え方や歴史を大切に思うERICKA NICOLAS BEGAYはシルバーを溶かすところから全ての工程を手作業で行うインゴットシルバーという伝統的な技法に拘り、ジュエリー製作を行なっています。
彼女の作るインゴットシルバージュエリーは機械物では感じることの出来ない温もりや付け心地の柔らかさ、色の深さが特徴的です。
そして、すべての作品にはERICKA NICOLAS BEGAYのイニシャルであるENBの刻印がされています。
今回STEPS吉祥寺店では、ナバホパールシリーズの普段セレクトしていない粒サイズや長さの展開に加えて、チェーンネックレスを展開し、自分好みにセレクトできる受注会イベントを開催いたします。
ナバホパールは2種類。
燻し加工を施した”OXIDISE”
くすみがあるからこそ味があります。
カジュアルなコーディネートに上品さをプラスできます。
燻し加工を施しておらず光沢のある”SHINY”
光沢感が爽やかな印象にしてくれます。
真夏にシンプルな無地Tシャツに合わせるだけで様になります。
粒サイズを小さくするとがらっと雰囲気が変わります。
シンプルになりがちの夏服に一味加えつつも、支えてくれるような優しさがありますね。
あまり主張せず、さりげなくコーディネートに馴染んでくれるので、
普段アクセサリーを付けない方にも取り入れやすくおすすめです。
こちらはチェーンネックレスです。
ゴツゴツした太さではないので、年齢性別問わず取り入れやすいアイテム。
普段のコーディネートにアクセントをつけたい方におすすめです。
チェーンネックレスはナバホパールと重ね付けをしてみるとまた雰囲気が変わります。
しつこさや嫌味がなく、むしろ爽やかな印象に。
イベント期間中は、普段展開していないナバホパールの粒サイズと長さからお好きな組み合わせで発注できます。
・パール種類 OXIDISE / SHINY
・粒サイズ 3〜10 mm
・長さ 40 / 50 / 60 / 70 / 150 cm
実際に手に取って着けて見る方がお気に入りのネックレスが見つかると思うので、ぜひこの機会に店頭にいらしてくださいね。
深く長い歴史や受け継がれてきた伝統があるからこそ、他のアクセサリーとは違った味や特別な存在感を持つナバホパールネックレスは、
主役級の力強さを持ちつつも、どのような服にも馴染み、そしてコーディネートを完成させてくれる優しい存在。
まさに、強くて柔らかいのです。
普段何気なくその時の気分や流行、見た目で選んでしまい、飽きがくるとついつい買い替えてしまうアクセサリーですが、
ERICKA NICOLAS BEGAYの暖かい優しさと強い想いが詰まったインディアンジュエリーは、
自然と毎日身につけたくなる存在、そして月日が経ってもまた思い出して手に取りたくなる存在になってくれるはずです。