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2024.03.21
「時とは常にこの瞬間だ。」
時間に終わりはない。
しかし、その瞬間に戻ることはできない。
大学生の時にある本を読んでから、より時間を大切に思うようになった。
それは年々強くなっている。
その本の登場人物は、定職に付かず、やりたいと思ったらすぐに行動する、
その為なら多少の犠牲も惜しまない破茶滅茶な生き方をする。
しかし、その人物は常に時間に厳しく、分刻みに行動し、
「俺たちに時間はない」を口癖のように、時間を誰よりも大切にしていた。
それがとても印象的で忘れられなかった。
私はいつも人に同調し、社会や組織に馴染もうと保守的に、きれいに生きようとしてしまう。
けれど、1年前一歩踏み出し、少しだけ自分を変えることができた。
今となってはあの時本当に行動してよかったと思う。
今この瞬間に生きている自分がやりたいこと、着たい服、表現したいことを躊躇わずできるだけやっていきたい。
きっと何年、何十年後振り返った時にあの時思い切ってよかったと思えるはずだから。
節目となる第10弾は、今までとは一風変わったアプローチのブランド、『BLUESCENTRIC』です。
BLUESCENTRICは、2009年にMatt Marshallがコロンビア大学在学中に設立。ミズーリ州コロンビアを拠点に、レコードショップを経営する傍ら、アーティストのオフィシャルグッズを作成、販売しています。アーティストの事務所と直接連絡を取り、公式ライセンスで作成されるグッズは世界中にファンが。全スタッフがROCK,BLUES,SOUL,JAZZなどの音楽好きで、ライブに行くときに着ていくグッズで気分を上げて欲しいという想いで作成しています。
まずは、「カウンターカルチャー」という言葉、ムーブメントをご存知でしょうか。
1960年代後半、アメリカの若者に広がった既存の価値観、既成文化に対する反発から生まれた文化のことです。
そのカウンターカルチャーを象徴するイベントが「ウッドストックフェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)」です。
1969年にアメリカニューヨークの郊外で3日間だけ開催された伝説のロックフェス、歴史的なカウンターカルチャーイベント。
ジミ・ヘンドリックスをはじめ、グレイトフル・デッドやザ・フー、ザ・バンドなど総勢30組の豪華なアーティストが出演し、
約40万人の若者が集まりました。
今回紹介するのは、ウッドストックフェスティバル、オフィシャルアイテムの”WOODSTOCK HAT”です。
ウッドストックの当時のポスターデザインが刺繍されています。
背景を知らずとも目を引くキャッチーなデザインは普段のコーディネートに馴染みつつも、うまみを足してくれます。
カラーは3色展開。
REDはコーディネートのアクセントに。
よりカジュアルさを出してくれ、明るい印象になります。
馴染みつつも、引き立つ存在です。
GREENはベージュと合わせてみたくなります。
程よい深緑なので、普段明るい色のアイテムを身につけない人にも取り入れやすく、オススメです。
BLACKはもちろんハズレなし。
スウェットなどのカジュアルからシャツなどの綺麗めとも相性抜群です。
現代に行われているフェスの原点とも言われているウッドストックフェスティバルのキャップ。
普段はもちろん、
この夏、フェスにこのキャップを身につけていくと、より気分が上がり楽しさが倍増するかもしれませんね。
続いて、今季セレクトされた”MILES DAVIS TRUMPET HAT”のご紹介です。
マイルス・デイヴィスは、アメリカのジャズトランペット奏者。
ジャズを聴く人に知らない人はいないほど、ジャズ界に新たな道を切り拓いたモダン・ジャズの帝王です。
こちらもカラーは3色展開。
トランペットからマイルス・デイヴィスの文字が浮かび上がるデザインも面白く、
トランペットの黄色がいいワンポイントになっています。
特にウッドストックハットには展開がないGREYは穴場ではないでしょうか。
ジャズは即興で演奏されるため、ずっと続けることができる音楽。
リズムが一定ではないので、常に新しいものを創造し、自由に自分の思うままに弾くことができるのです。
これはある意味時間や人生と結び付けられるのではないでしょうか。
そう考えると、今回セレクトされた2型はジャンルが遠いようで、でもどこか繋がっているように感じます。
今年はBLUSCENTRICのキャップをきっかけに、小さなことでも自分の思うままに行動してみると、
豊かな瞬間、振り返った時に良かったと思える時間が増えるかもしれませんね。
The beat goes on !