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2024.06.03
「ごちゃまぜ」と言う言葉を聞いて、
皆さんは何を思い浮かべましたか?
わたしは、エリック・カールの「ごちゃまぜカメレオン」という絵本でした。
ご存知の方も多いと思います。
家にこの絵本があり、小さい頃たくさん読んだのを思い出しました。
カメレオンは、まわりの環境に合わせて目立たないようにそっと体の色を変え、ハエを食べてくらしていたのです。
でもある日、カメレオンは動物園にいる様々な動物たちを見て、羨ましく思いました。
すると、カメレオンの体は動物たちの良いところを少しずつとって変化していき、最終的に体がごちゃまぜになってしまいます。
願いが叶いましたが、これではハエをつかまえることもできません。結局最後には元の自分に戻りたくなり、自分の良さに気付くのです。
大人になって改めて読んでみると、得られるものがたくさんあるなと。
世の中には様々な人がいて、生きていくうちについつい他人のことが羨ましく感じてしまい、自分の良さに気が付かなくなってしまいます。
違う角度から解釈してみると、環境や場所、場面によって他人と自分を比べた時に自分のことをアウトサイダーだと感じてしまい、うまくそこに溶け込もうとしてしまうと思います。
ですが、溶け込んで自分を無くしてしまうのでなく、
周りと違う部分を受け入れて、それを自分の色”自分らしさ”として生きていく方がよっぽど楽しい。
そんなメッセージを「ごちゃまぜ」という言葉から思い出した絵本から今得ることができました。
なんだか良い日になりそうです。
第12弾は、古着好きの2人が2010年にアメリカ・ロサンゼルスを拠点にスタートさせたスウェット・カットソーブランド『MIXTA』です。
ブランド名のMIXTA(ミクスタ)とは古着のディーラーたちの間で使われている造語で、「ごちゃまぜ」という意味。
様々な人種や文化が混ざった環境で生まれたことに由来しています。
「アメカジの醍醐味はプリントTシャツであり、プリントTシャツの発祥はアメリカである」という思いから、プリントTシャツの製作を開始しました。
デザイナーの2人は古着のバイイングに長く携わり、現在でも空いた時間にはスリフトに足を運ぶなど生粋の古着好き。
MIXTAの魅力は、デザイン、色合い、風合いなど、古着に関する経験と豊富な資料を活かした高品質なクオリティにあります。
そんな経験をいかした製品は、オリジナルの生地作りからはじまり、縫製、染め、そしてプリントまで全てアメリカで行っています。
STEPSでは、毎年MIXTAのプリントTシャツを展開しています。
もうすでにサイズが欠けてしまっているTシャツもありますが、
本格的な夏がやってくる前に紹介していきます。
まず一つ目は、牛のプリントTシャツ。
真ん中に牛がいるシンプルなデザイン。
ちなみに、
“HOLY”は直訳すると”神聖な”という意味なのですが、スラングで”HOLY COW”は”なんてこった”という驚きを表すそうです。
文字と絵でスラングを作る、良い意味で張り切らない遊び心がこれぞアメリカな気がします。
オーバーサイズに着て、古着のくたっと感を出すのがいいかもしれません。
続いては、カリフォルニアTシャツ。
文字のゆるさが絶妙です。
こちらは、先ほどよりもさらにシンプルなデザイン。
プリントTシャツを普段着ない方にも取り入れやすくおすすめです。
カラーもグレーなので、白とはまた違った雰囲気に。カジュアルさを少し抑えられます。
三つ目は、マウンテンライオンTシャツ。
こちらは、フロッキープリントと呼ばれるプリント加工が施されています。
一見するとフェルトを貼っているような見た目。起毛したマットな質感で、触り心地もフェルト地と似ています。
着倒したり、洗濯することでプリント部分が徐々に剥がれてかすれていき、より古着っぽい見た目に。
古着のTシャツに挑戦してみたいけど、、やはり新品が良いという方におすすめです。
まるで古着屋で買ったようなくたっとしたTシャツを再現できます。
最後は、トラ猫Tシャツです。
“TABBY CAT”は”トラ猫”という意味。
明らかにネコではなくトラですね。
こちらも先ほどと同様フロッキープリント。
すでに人気で店舗によってはサイズ欠けがおこっていますので、気になる方はお早めにいらしてくださいね。
これを着て、ウォーキングするのも面白いかもしれません。
色んな意味で”ごちゃまぜ”な楽しいMIXTAのプリントTシャツ。
気張らずにサラッと着られるところは、
どのような人も楽しく優しく”なんでも良いじゃん”と受け入れてくれるアメリカの片鱗が感じられます。
いつも以上に暑くなりそうなこの夏はMIXTAのプリントTシャツを着て、自分の色を探しませんか。