(C)STEPS Co., Ltd. All Rights Reserved.
2024.07.01
「ポケットに愛を!」
普段何気なく使っているポケット。
今まで深く考えたことがありませんでしたが、
よく考えてみるとポケットを使わない日はないほど必要不可欠な存在だったりします。
スマートフォンや財布、ティッシュやハンカチ
など、すぐに取り出して使いたいものを入れたり、
無くしたと思ったものがポケットから出てきたり、
ポケットの有無や大きさで服を買うか決めたり、
ボタンが取れたと思ったら予備のボタンが入っていたりなど。
はたまた、
ポケットは非日常のワクワク感や特別な気持ちなど色々な感情を与えてくれることがあります。
〈ポケットの中にはビスケットが一つ〜♪、もう一つ叩くとビスケットが二つ〜♫〉
この歌をマネしてポケットにビスケットを入れて叩いてみたことがある人も多いのではないでしょうか。
ビスケットが本当に増えるのかなといったワクワクを感じます。
また、誰もが一度は欲しいと思ったであろうドラえもんの4次元ポケットは、
何が出てくるのか、どんな世界に繋がっているのか、想像が無限に膨らみ、ワクワクがとまらないはず。
そして、久しぶりに着た服のポケットに電車の切符やどこかのチケット、入場券が入っていて、
その時の特別な思い出が一気に蘇ったり。
普段使いのものから何か特別な気持ちまでもしまうことができるポケット。
普段何気なく使っていますが、
実はそのポケットの存在で毎日人生が少しずつ豊かになっている気がしませんか。
STEPSブランド図鑑第13弾は、誰よりもポケットに愛とこだわりを持ち、
何よりも人の笑顔や喜びを大事にものづくりをしているブランド『Charcoal』です。
Charcoal(チャコール)は、アパレル業界で数々の経験を積んだ板谷さんと武井さんが、好きすぎて好きすぎてついに立ち上げたポケットTシャツを軸に展開する他にはないブランド。
「ポケットTシャツ」を一つの大きなテーマに、「手作業でしか味わえない温もり」や「1点ずつ異なる個性」「関わるすべての人の笑顔」を重要視してものづくりを行なっています。
今回は、初の試み。実際に吉祥寺に店を構える「Charcoal TOKYO」に松木バイヤーと訪問してきました。
STEPSで展開しているアイテムを紹介する前に、少しレポートをします。
まずお店の前に行くと、入り口からワクワク感がとまりませんでした。何のお店だろう?古着屋かな?気になるなと思わせる外観。
店内はどこを見渡しても見足りない、絵になるほどの見応え。
お店はこだわりの詰まったポケットTシャツとそれに合わせるスタイルで古着や別注品を展開。
誰かのポケットを覗かしてもらったかのように、普段使えるものや特別なものがぎゅっと詰まっている印象でした。
そして、奥に隠れている階段を上がると
どこか秘密基地のような、宝探しのような感覚に。
Bodocos(ボドコス)という、もう一つのオリジナルブランドの商品がずらり。
ものを大切に使うという思いを軸に、洋服を作る過程で生まれる余剰材料や古着をアップサイクルしアイテムを作成、展開。
炭で染められた布に囲まれた店内は、手作業ならではの温もりを感じました。
服をかき分けると奥にはたくさんのスカーフが。宝物を見つけたような感覚です。
(映画ナルニア国物語に出てくるクローゼットの奥が別世界に繋がっていたときの高揚感を思い出しました。)
お待たせしました、ここからは今季STEPSで展開しているアイテムを紹介していきます。
今回は、板谷さんがもともと気になっていたネイティブカルチャー源流の代表格である「ハワイ」と「ニューメキシコ」をモチーフに作成したそう。
まずは、ハワイをテーマに作成したTシャツ。
もちろんポケットTシャツです。
程よいゆとりがあるボディは一枚でさまになります。
ハワイプリントのサイズ感と位置も絶妙。
主張しすぎないシンプルなデザインなので、ロゴTシャツが着慣れない人にも挑戦しやすいアイテムです。
白色はよりカジュアルで爽やかな印象に。どのようなコーディネートにも馴染んでくれます。
続いては、ニューメキシコをテーマにしたTシャツ。
こちらは、全体的にニューメキシコが散りばめられていて楽しいTシャツです。
抜けた感じがたまりません。
ポケットにもプリントが被っているのが何とも言えない可愛さ。
かといってポケットの存在を無視しておらず、さりげない被り方なのが個人的にツボです。
毎シーズン、その時々で気になっていたテーマを選んで制作しているようなので、
次回のテーマは何になるか、どんなTシャツが展開されるのか今から楽しみですね。
そして、もう一つSTEPSではCharcoalのタイダイソックスを展開しています。
こちらはとても人気で吉祥寺店では常に色欠けが…。
タイダイ染めの出方が一点一点異なるので、自分が好きな柄を選べるのが面白いポイント。
手作業ならではの温もりが感じられます。
スニーカーはもちろん、サンダルで合わせるとコーディネートのアクセントにもなります。
なにより、
国内有数の靴下生産地である奈良県の工場で編立てているため履き心地が抜群です。
こちらはTABIソックス。
つま先が分かれているので、サンダルでもあわせられる優れものです。
ついついシンプルな恰好になりがちな夏の服装にアクセントを足してくれます。
どれだけ履いて洗濯してもなかなかボケボケにならなず履き心地の良さが続くので、虜になります。
今回、「Charcoal TOKYO」に訪問して、一番感銘を受けたのは代表の板谷さんと店長の武井さん、お二人から滲み出る人柄の良さでした。
“こういう服が作りたい、世の中にない商品を生み出したい。”
ブランドのデザイナーは誰もが一番に思う気持ちだと思います。
しかし、お二人から感じたのは
その思いもすべて含めた上で、それを凌駕するお客様やお取引先などの笑顔を見たい、喜ばせたい、人の役に立ちたいという純粋で温かい気持ちでした。
それはまさに、ブランド名である
”Charcoal(チャコールグレー)”=白でも黒でもない柔和な温かい印象、でも必要不可欠な色
と
”Charcoal(木炭)”=暖を取れたり、料理の火力になったり、水や空気を浄化でき、世の役に立ち続ける炭
を体現していました。
ポケットの存在意義から始まった今回のブランド図鑑。
CharcoalのポケットTシャツには愛とこだわり、何よりも笑顔がたくさん詰まっていました。
ポケットに普段使いのものから何か特別な思いをしまって、今よりも少しだけ人生を豊かにしてみませんか。