2023.12.15

TIEASYが持つ魅力とその背景 ~あとがき~
STEPS

 

TIEASYは何故ここまでリピーターやファンが多いのか。

ふと考えた時、多くのTIEASYファンが口にしていたのは、着心地の良さ。

確かに着心地は似たようなブランドがある物では無く、独特です。

ただ、それだけが本当の魅力なのか疑問に思っておりました。

個人的にも気に入ったブランドはとことん集める癖があり、TIEASYはまさにその1つ。

持っているアイテム達を眺めても出てくるのは、

 

色と生地が独特。

何処にでもあるブランドではない。

サイズも程よく良い。

 

ぼんやりとした特徴しか浮かばず、曖昧な表現ばかりでした。

 

 

そんな中で今回ニ人の職人にお会いし、抽象的だった魅力が具体的な物へと変わっていき、疑問が解消されていったのです。

「糸から日本製に拘った生地。」

「あえての時間と手間をかけ、作り上げる色。」

 

これだけでも、他のブランドにはあまり無い特徴ですが、本当の魅力は、その背景。

お二方が見ている"目的"が同じ、ということ。

 

大島氏、小池氏が実際にお店に立ちTIEASYを販売する事は無いですが、お二方は最終的なゴール、「購入するお客様」を見据えており、プライドと妥協の無い仕事をしているから、手に取る人々を魅了する生地と色になり、自然ともう一着、もう一着と増えていくのだと実感しました。

 

その先を見た仕事の大切さに改めて気付かされたと同時に、この研修を通して1番大きな気付きでもあり、今直ぐ取り組むべき事が1つありました。

 

それは、大事に育てられた具材をどう料理し、お客様を惹きつける物へと変化させられるかが、僕達販売員の本質ではないかという事。

 

どれだけ質の良い具材が揃っていても、料理する者がワンパターンや味付けを間違えると、何の個性も魅力も感じません。

シーズンに応じた旬なアイテムを使い、定番の見せ方だけでは無く、自分なりの見せ方を増やす。

それが1人の販売員として、魅力を上げる方法ではないかと気付かされました。

 

 

僕自身、まだまだ得意料理と呼べる物は少ないですが、間違いなくこの研修はメニューを増やす為のきっかけとなりました。

 

 

 

時間と愛情を掛け作られた具材達と、腕の良い大将が何人もおり、「大将、いつもの!」と頼む常連さんが沢山いるお店。

想像しただけでも、活気があり一度は行ってみたくなりますよね。

 

その為にも、小池氏の様な「地道な継続力」が必要となり、そして最終的に大島氏の様な「その人だからこその感覚」が僕の今後の目標です。

 

 

先ずは、TIEASYの新メニューでしたら僕にお任せ下さい。

よく合う付け合わせをご用意してお待ちしております。

 

 

 

今回三回に渡り、店頭では中々お話出来ない、TIEASYの隠れた魅力をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

このトピックスで、少しでも皆様がTIEASYに興味を持って頂けたら幸いです。

ご一読頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

吉祥寺店 雨宮