STEPS×EEL 別注サクラコート

2016/01/15 Fri

みなさんこんにちは!! やっと冬らしい寒さが続く毎日でありますが、実は春物がちらほら入荷してきております。とは言え、引き続きお買い得なモアセール真っ盛りですので、最後の冬物のお買い物の際にぜひご覧いただければと思います。
そんな最中ではございますが、本日は朗報です。
今年もまたこの季節がやって参りました!!EELファンにはお馴染み春の人気アイテム「サクラコート」。既にお問合せを多数いただいておりますが…安心して下さい!!今年もやります「STEPS別注サクラコート」。発売日は2/6（土）です!!

既に何枚もお持ちのヘビーユーザーの方が多いサクラコートですが、それでも弊社別注を楽しみにしていただいているお客様が多数おられることに感謝しております。
それ故、今回も自信を持ってお届けできる仕上がりになるよう鋭意製作中。（まさに今生産の最終段階に入っております…）
本来であればこの場で商品画像をお届けしたいところですが、仕上がりはもう少し先。そこで本日は、別注サクラコートの生産現場を覗かせていただきましたのでその模様をご紹介いたします。

製品染めを施しているのはSTEPS別注だけ!!

STEPS別注の特徴は「素材」と「カラー」にあります。素材ももちろんですが、特に「カラー」に関しては製品染めを施しているのはSTEPS別注のみ。
本日はそのSTEPS別注サクラコートの製品染めを行っている㈱内田染工場様へ、EEL 渋谷氏のご協力のもとお邪魔させていただきました。

まずは染色の基礎に触れてみます

代表取締役社長内田氏より染色のあれこれをお伺いします。染色といっても「先染め」と「後染め」がありますが、内田染工場がメインとしているのは「製品染め（後染め」。糸から染め上げる先染めと違い、製品化してからの染めになるため独特の風合いや意外性のある発色がポイント。
現在では様々なブランドの染色を手掛け、その中にはお馴染みの某有名ブランドもちらほら。ファッションに欠かすことの出来ない要素「色」という物を、高い技術力で提案している背景には、創業100年以上という長い歴史の中で培われた経験から培われたものがあるからと言えます。

東京の真ん中、しかも住宅街にある景色だとは想像できない歴史を感じる工場の様子です。

立ち込める湯気と熱気に圧倒されます。様々な染色機械が立ち並び、職人さん達がテキパキと動く姿が印象的。
湿度・気温といった外的要因に仕上がりを左右される染色。職人さんの技術と経験はもちろん、最近ではコンピューターを導入することで繊細な色表現を緻密にコントロールできるようです。

肝心のサクラコートはどこに？

ハイ!!こちらが染色工程に入る直前のサクラコート。白衣ではありませんよ（笑）真っ白もまた新鮮でしょうか？縫製工場から仕上がってきた物をそのまま染色するかと思いきや…ここでひと手間。染色の最中に製品がねじれて染め上がりに色ムラが出ないよう、手作業で目立たない部分に仮止めを施しています。
また、サクラコートに使われる馬布は緻密に織り上げている生地の特性上、水が浸透しにくくなっています。そのため裏地を完全に縫い上げる前に製品染めを入れ、染めが完了してから縫製工場にもう一度戻し仕上げを行っています。このひと手間があの独特な風合いを生み出しているコツなのですね。ちなみに今回のモデルも裏地はナイロン素材。表地は綿になりますので、染め上がりの色合いに差が出ます。それもまた製品染め独自の面白さと言えますね。

ところで…別注カラーは何色？

「肝心のカラーの説明は？」というご感想は当然ですね（汗）。ですが本日はここで失礼いたします。次回はいよいよ製品が染め上っていく様子をご紹介いたしますので、今しばらくお待ちください。
そして、別注カラーだけでなく「あの人気モデル」も当然別注しております。
そちらの画像はほんの一部だけですがご紹介⇒
こちらも楽しみです。合わせてご期待ください。それではまた!!