(C)STEPS Co., Ltd. All Rights Reserved.
2025.02.12
一日一服 / 最後の晩餐について考えてみた SEEK&FIND
最後の晩餐について考えてみました。
ダヴィンチのことでも旧約聖書のことでもないので、ぜひ軽い気持ちでお付き合いください。
いわゆる「最後の晩餐になに食べたい?」みたいなこと。
僕はこれがなかなか決められない。
奥さんから「明日の夕飯なにが良い?」と聞かれても
次の日の夜まで浮かばないなんてことも…
嫌ですね。厄介極まりないですね。笑
皆さんは、もし「最後の晩餐」の日が分かっていたら何を食べたいですか?
即答できる人もいれば
僕みたいに選択肢の多さに頭を悩ませる人もいるんではないでしょうか。
この件について考えるとき、いくつかの気にしなければならないことが僕にはあります。
季節がいつなのか。
そして、誰とどこでどのように過ごすのか。
寒い日に素麺を食べる気にはならないし
どうせなら一緒に過ごす人と共通の好物が良いかも。
最後くらいは高級なところに行ってみたい気もするし
結局家でゆっくりと過ごしたくなるかもしれません。
うーん..。
やっぱり、今すぐには答えを出せそうにないですね。
自分にとって難題なので、質問を変えてみます。
「最後の晩餐」の日、皆さんは何を着てたいですか?
ここでも季節や場所、一緒に過ごす人でチョイスが変わっていきそうです。
夏の夜にディナーにいくならバナナタイムが良いし、フレンチならケネスフィールドのスーツかな。
通いつめている近所のイタリアンだったら何十年も履いてるボンクラのデニムにして
家で慣れ親しんだ味に一息つくならフィルメランジェのスウェットも良いな。
僕のスタイリングは、その日のシーンを想像して装いを選ぶことが多いです。
TPOというには大袈裟で、ぼんやりと一日を想像したときの気分によって変わります。
裏を返せば毎日日替わりの、ムラッ気がある雑食タイプなんだと思います。
和食に中華、イタリアンやフレンチと、数ある選択肢のなかからその日のディナーを考えたいように、
ワーク、アウトドア、ドレスにリラックスと、沢山のなかから選ぶ時間が楽しいのかも。
「最後の晩餐」
何を食べたいかは当分決められそうにありません。
だけど。
どんなシーンや気分においても、バチっとはまる装いは現在進行形で掘り進め中。
「これさえあれば。」と思いながらモノを選んでも、また新たに迎え入れてしまいます。
大体のものは一つあれば事足りるんだけど、気分屋の僕には一つなんかじゃ事足りない気がします。
最後の晩餐に着たいと思えるもの。
その日がどんな気分であっても人生の中で一番気持ちの良い装いで迎えられるように
せっせとコツコツ、楽しい修行の日々が続きます。
(そうやってまた洋服を買う言い訳を探しています..。)
ちゃんちゃん。
それでは今日はこの辺で。
Have a nice weekend〜!!!
國枝
-Instagram-