ご無沙汰しております。
『岩本』です。
間が空いた為、お忘れの方が多いことでしょう。
『岩本』です。
まずは名前を覚えて頂きたい為、もう一度言いました。
大切な事は2度言うタイプです。
さて、ご報告が1件あります。
1月末までは吉祥寺におりましたが、2月より下北沢本店に異動しております。
下北沢での勤務は人生で2度目。
実は岩本、中学生の時に兄から影響を受けてバンドミュージックに興味を持ち、ライブハウスに通う様になってからライブハウスマン(音響や照明、ブッキング、その他運営)側で働く様になりました。
実は、初めての勤務地が下北沢だったのです。
それ以来での下北沢勤務。
良き。
面白い街だなぁと。
若い子達から人生のエキスパートまで様々。
お洒落なカフェ、古着屋、舞台演劇、音楽、エシカル系etc。
ディープな一面も併せ持つ感じが男心を擽ります。
プライベートでは夕方辺りから飲んでいることが多いので下北沢で見かけた方は是非声掛けてやって下さい。
余談はこの辺で、ドイツの続きをば。
ドイツでのメイン交通手段であった地下鉄の外壁の写真。
日本の交通系看板は情報量が多く、ゴチャゴチャしていて読み取りづらい物が多いですが、海外の看板や地名の明記は非常に分かり易かったです。
4枚の看板全てが同じアーティストの作品であり、シンプルなタイル遣いで駅毎の雰囲気を表現
しているらしいです。
スコットランドではタータンの柄によって民族間の所属を表す様な歴史もありますが、今回のタイルの柄やカラーもそうなのかもしれません。(詳細確認取れず…。)
いずれにせよ昭和な雰囲気漂うシルエットが共感できましたね。
バウハウスです。 1919年から14年に渡り建築/写真/デザイン等を教える場としてワイマールに設立された学校ですね。
『建築の家』という意味なのですが、その言葉に負けない位その後の建築に多大な影響をあたえました。 戦後の日本の建築物(50−60年代)は大半がこのモダニズム建築となっています。
モダニズム建築とは機能的で合理的な造形理念に基づく建築を指します。
洋服で例えるのであれば機能美からなるシルエットの様なモノです。
デザインに対して機能を付け加えるのではなく、必要な機能をどうしたら使い易くなるのかを優先して考えた結果完成された形。
主観ですが、建物や雑貨含め物は本来必要だから必要な形として出来上がるものだと考えています。
写真の部屋ですが、こちらは元学生寮として使用していた場所です。
敷地内で当時の食堂も使用可能で1泊5千円程でしたので2泊しました。格安過ぎます。
部屋は無機質な感じでまるで病室でした。各部屋にテラスが備え付けられている為朝、夕方の雰囲気は不思議な美しさでした。
他にも大戦期の建物流用のホテルにも宿泊したり、戦後処理の瓦礫を利用した丘にあるアトリエを見に行ったりとしていましたがドイツという国はどこへ行っても温故知新しっかりしていて、無理無駄が少ない国だなぁと感じました。
大量生産ではなく在るものをしっかり使用する。
しかも形が維持できなくなるまで。
どこか焦燥とした国のイメージが2週間でガラッと変わりましたね。
ファッションは当然良いですが、その周りにある事への目線を今までよりも引き上げ、見える世界が広がった時間でした。
以上がドイツ旅行です。
次回からは都内近郊での休みの過ごし方をご紹介しますね。