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2024.06.27
・・まつきち手帖・・ STEPS吉祥寺
2024年6月。
いまのわたし。
今年のはじまりは
胃腸炎の元旦から。
春には、
花粉症で肋骨をぱきん。
梅雨には、
転んで手首をぽきんと骨折。
雷の季節になったら、
わたし、もう
稲妻に狙い撃ちされるんじゃないかと
ヒヤヒヤしているの。
そんな2024年を
振り返っていたら、
もう少しだけ
タイムトラベルしたくなったので、、
今日は、
生い立ちの記ならぬ
まつきちの記。
2015年8月
20代半ばのころ。
突然、
運命的な糸にひっぱられた私は
とんとん拍子で
ステップスの一員となりました。
ドラフト会議の末、
3つの球団(=店舗)のうち、
選ばれたのは、吉祥寺店。
それまで
1度しか行った事がなかった
吉祥寺という街。
その後、
店舗異動の経験はゼロ。
吉祥寺店で
過保護(?)に育てられます。
今ではすっかり
お家のようになったのら。
グワシッ。
そんなお家に、
まるで家族や親戚のように
会いにきてくださる
たくさんのお客さま。
『ただいま〜』
『おかえり〜』って。
8年経つと
(もうじきまるまる9年)、
嬉しい出会いだって、
寂しい別れだって、
感激の再会だって…
数えきれないほどありました。
過ぎてしまえば、
みーんな
『あっとゆうまだったな』
の一言でまとめられてしまうのは、
良いんだか
悪いんだか
なんだか不思議な感覚です。
さてさて。
まずは、
お洋服を通した接客ロードから。
第一幕が始まります。
わたしは、
ひとりだととっても静かなのですが…
(そら、当たり前だ)
初めまして!の人でも
同じものを見て、同じ気持ちになって
お話しすることが楽しくて。
ボス『あれ?あの人お友達?』
わたし『ううん、知らない人ー』
ボス『売る気あんのかー!』
わたし『楽しければいいの。』
こんな調子で
毎日を楽しく過ごします。
もっと知りたい!
もっといろんなことやりたい!
早く明日にならないかな!
休み時間に
遊ぶことしか考えていない
小学生男子みたいですね。
そんな私を
見捨てずにいてくれた会社ステップスで
ステップスアップをしていくことに。
なんちゃって。
だんだんと、
商売を通して人とお話しすることの方が
奥深ーく、楽しいことに気づきます。
成長したもんです。
(いいや、まだまだだね。)
・
入社して3年が経つ頃、
わたしの中の
ナンバーワンの秘密兵器に、
(いいや、オンリーワンだね。)
ビッグライトの光が当たります。
ま、まぶしい。
それは、
お洋服の
着方・魅せ方・選び方。
時は過ぎて、
2018年あたま。
ご夫婦やカップルのお客様にも
もっともっと
楽しんでいただけるように…と、
ボスの方針で、
レディース強化をはかります。
ここからが第二幕。
バイヤーロードのはじまりです。
“吉祥寺店の長”という、
まだまだ履き慣れない草鞋を
履くわたしに、
“レディースバイヤー”
という二足目の草鞋がプレゼントされました。
同時に、
初めてのミッション。
『レディースのブランドを見つけてこい!』
『へい!』
ようこそ、
“THE SHINZONE”
当時はまだ、
STEPSで
取り扱っていなかったブランド。
ひよっこなわたしのプレゼンから
ボスが
なんとかかんとか繋げてくれました。
2018年7月。
初めての展示会。
金魚のフンになって
ついてゆきました。
まつきちの
アシスタントバイヤーデビュー
というわけです。
いま考えると
なーんも分かっちゃいなかったな。
いつか、
2024年現在のわたしのことも
なーんも分かっちゃいなかったなって
思う時がくるんだろうな。
自分のお店で振る舞う、
とっておきの商品達を用意して、
たくさんのお客さまへ
直接
紹介できている今。
それは
とてつもなく有り難く、
幸せなことだなぁ。
今だから言えるけど…
店長任命の時は
『わたしにゃできないー!』
ってお断りしたっけな。
バイヤー任命の時には
大喜びで返事をしたっけ。
『よろこんでー!』って。
誰がなんと言おうと
わたしの天職。
(ええぃ自分で決めちゃえぃ。)
きっかけは
2015年のあの日。
天からのめぐりあわせで
ステップスの一員になって…
お店での
出会い、別れ、ステップスアップ。
取引先での
出会い、別れ、ステップスアップ。
いろーんな線路を
乗り継ぎ、
乗り換えて、
ときどき
途中下車しながら、
2024年のいまを通過して。
そしてまた
線路はつづくよどこまでも。
現在進行形
I’m going to go to my未来~!
なのだ。
どんな時も、
プレッシャーとか不安よりも、
楽しむことの比率が
とんでもなく高めのわたし。
その分失敗も
誰よりも多いのだけど、
1年間は365日もあるんだし。
意外とへっちゃらなのら。
いいや、
いつだって周りの人に
支えられ助けられているのだな。
まつきち
ここから10年目。
これから先は恩返し。
誰だって
お洋服のパワーでかっこよくなれる。
みんなの
なにげない1日だって
ちゃんと意味のあるものにしてみせるんだから。
ちょっとずつ受け取ってもらえますように。
またいつか
生い立ちの記を書く日まで走り続けます。