連日の暑さの中、サマーセールにお越しいただきありがとうございます。
路面店だけのSTEPSにとってこの暑さの中、足を運んで頂けることに心より感謝申し上げます。
まだまだセールは続きます。暑さと比例して益々盛り上がって参ります!どうぞよろしくお願いいたします。
先日のこと、吉祥寺店の大切なお客様M様から頂いたM様語録の中に、
「目に見えない仕事こそ手を抜くな。」
というものがありました。
私は深く共感し、私もそんな人間でありたいなと改めさせられる言葉でした。
表に立つこと、外側からは見えない仕事にこそ気持ちがこもっていると感じます。
昔から「職人」という響きが好きです。
なぜなら決して目立つコトでなくとも、実直に丁寧に、でも力強さを感じる響きだからです。
そんな職人技に触れる機会がありました。
STEPSで購入してから8年程経ち、靴棚の端に追いやられていた”arrow moccasin”。
元々はクレープソールが付いていて、沢山可愛がった結果ソールはすり減り、人前で履くのはちょっと…といつの間にか履く機会が減っておりました。
衣替えのタイミングに合わせ、以前人から紹介され利用したことのある「UNION WORKS」(皆さまご存知、渋谷・新宿・青山と神奈川 高津にて革靴の修理を行っているシューズリペアの名店)に足を運んでみることにしました。
(私のこだわり、せっかくお金を掛けて直すなら一流のお店で、と決めています。)
渋谷・青山にも行ったことはありましたが、今回は自宅からほど近い高津の「BENCH MARK」に依頼しました。ここは元々UNION WORKSの修理工場として使用していたこともあり、こんな場所に?といった立地と気軽に依頼できる工房といった雰囲気の店舗です。
VibramソールやBirkenstockソール等、修理と言っても全く異なるソールへの張替えも可能です。
私のarrow moccasin、イメージは持ちつつも職人さんと相談し今回はBirkenstockソールに張替えてもらいました。
(修理前の画像を撮っておけば良かった…ごめんなさい)
アッパーは変わらないので見た目に大きな変化はありません。
しかし履く私の気分は120%増しになったことは言うまでもありません。
これまでにこの他数足依頼しましたが、素晴らしい対応と、丁寧な手仕事にBlogをご覧頂いている靴好きの皆さまに黙っている訳にはいかない程です。
これぞ「職人」の技と気持ちのこもった仕事。
目に見えない仕事こそ、感動が大きいなと再認識させられた出来事でした。
職人とは到底言えませんが、自分でもそんな時間をつくりたいと、先月電動ろくろを使った器づくりに挑戦。
料理をしながらこんなサイズ、形が欲しいとイメージを膨らませて作陶しました。
まだまだ弟子入りさえ拒まれそうな仕上りですが、今後も続けていきたいコトの一つです。
皆さまが最近感じた職人技、ぜひ店頭でお聞かせください。
また吉祥寺店では今月末より職人技の光る”あのカットソーブランド”のPOP UPイベントを行います。
お楽しみに!(詳細はHP、Instagramにて後日アップいたします。)