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NEW 2025.02.05
森本の歩き方 / 日々 STEPS吉祥寺
皆さまこんにちは。吉祥寺店の森本です!
この間クリスマスで年末で、年が明けたと思ったら、もう一ヶ月経ちましたね。早い早い。
良くも悪くも淡々とあっさり過ごす毎日。
それでいいのかな、
と思っていたある日、
『PERFECT DAYS』
川角さんからこちらの映画を何気なくおすすめされ、
映画館での上演期間内には惜しくも間に合わず、自宅にて鑑賞。
色々お話しする前に、音楽が聴ける環境にいる方、興味のある方、ぜひこちらの曲をお供に!劇中歌です。
THE KINKS “SUNNY AFTERNOON”
https://music.apple.com/jp/album/sunny-afternoon/1642496144?i=1642496369
ちなみに私が初めて買ったレコードの一曲だったので、映画で流れた時に高揚しました。
-あらすじ-
トイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。
同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
簡単に言えば、トイレ清掃員の静かな日常を描いた映画。
わかりやすい起承転結があるわけでもなく、セリフもほとんどない。それがなぜかたまらなく良いのです。
今の私にすごく刺さった映画でした。
側から見ると毎日同じことの繰り返しに見えるかもしれないですが、
主人公にとってはそれが”幸せ”であり、一日一日を丁寧に生きているように見えました。
とにかく劇中に流れる音楽が描写とさりげなくマッチして絶妙。そして、映像が美しい。映画の枠を超えた芸術作品を観ているようでした。
特に、ラスト5分。ニーナ・シモンの”FEELING GOOD”の曲がかかり、その時の役所広司の表情が鳥肌ものです。
NINA SIMONE “FEELING GOOD”
https://music.apple.com/jp/album/feeling-good/1445667726?i=1445668114
39秒あたりからおすすめです。
毎日同じことを繰り返して生きていると慣れてしまい、それが幸せなことに気付けず、つい変化を求めてしまいます。
ですが、もっと一日一日を大切に、同じ毎日でも少しの違いに喜べる人でありたいし、
そしてそれが幸せであること、
自分の気持ち次第で幸せになれることを今一度考えさせられました。
真面目なお話し長くなりました、
興味が湧いた方はぜひ!
世界一可愛い愛犬を挟みつつ、
6つ(人間年齢40歳)
黒ヤギさんかな。
ここからは最近の小話。
oasis展に行ってきました。
最近といっても昨年11月の話でした。
そういえば調子に乗ってグッズたくさん買っちゃいました。(ほとんど使ってないのに…)
続いて、
最近の盆栽たち。
前回のブログから季節が移り変わり、徐々に変化が。
これが12月。
夏の顔とは違って、紅葉しています。
サンザシは真っ赤に染まりました。
そしてそしてこれが1月。
落葉して、すっかり冬の顔に。
スカスカして寒そうですね。
ここから緑の葉っぱがまた生えてくるのが楽しみです!また報告します。
春に桜か梅を迎え入れたいなーと考え中です。
最後に、「本日の一曲」
Talking Headsで『Once In a Lifetime』です。
2024年、oasisに次いで聞いたのがTalking Headsでした。
1970年代半ばに登場したニューヨークパンクのバンドです。
魅力は曲の中毒性ですかね、、あとはボーカル、デヴィッドバーンのダンスパフォーマンス。
なぜか何度も聴きたくなる曲ばかり。
特に今回の曲は、ミュージックビデオが面白い。頭がおかしくなりそうです。
ですが、歌詞については、
人はあまり深く考えず毎日同じことを繰り返し同じ日々を送っているという内容。
解釈していくと多分奥が深いです。
今回のブログにも偶然通じましたね。
YouTubeで見られるのでよろしければご覧ください。
長くなりました、
それではまた!