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2021.02.24
おあとがよろしいようで。⑯ ~Yes, I’m Country (And That’s OK)~ STEPS自由が丘
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。自由が丘店 印部です。
早いもので「おあとがよろしいようで。」も16回目となりました。
いつの間にかサブタイトルを曲名から拝借するようになったのですが、今回はこちら。
Yes, I’m Country (And That’s OK) / Robert Glasper Trio
選曲の理由はブログの最後に。
やっと日差しに暖かさを感じられる日も増えてきて、散歩が楽しい季節になりました。
わたしは変わらず休みの日に、お気に入りの曲(最近はもっぱらインディーロック)を聴きながら、公園を闊歩しております。
今回は音楽ブログで有名なSEEK&FIND 岩波氏のマネをして、プレイリストをご紹介させていただきたいと思います!
(画像をクリックするとプレイリストに飛べるはずです。)
Life In Vain / Daniel Johnston
Friday I’m In Love / Yo La Tengo
There Is A Light That Never Goes Out / The Smith
BrokEn / COLDPLAY
The Steps / HAIM
Blowin’ In The Wind / Bob Dylan
Dashboard / MODEST MOUSE
Pass Me Down the Wine / OASIS
Cups / Lulu & The Lampshades
Yes I’m Country (and That’s OK) / Robert Glasper Trio
全10曲。インディーロック多めですね。
どの曲もおすすめ過ぎて、無限リピートできちゃう感じなのですが、
本家と同様、特におすすめの曲を3曲ピックアップしました。
Life In Vain / Daniel Johnston
ダニエル・ジョンストン。この名前に聞き覚えはありませんか?
何年かSTEPSに通ってくださってる方は、こちらのイラストを見たら「あ〜ね」と言って頂けるはず。
アメリカのシンガーソングライターかつアーティストで、当店でもTシャツやトートバッグを取り扱っていました。(わたしはトートバッグを愛用中)
彼の曲は、フォークロアな雰囲気で聴きやすいものが多いですが、その中でも歌詞が好きなこの曲をチョイス。
タイトルのLife In Vain = 空虚な人生という意味ですが 、”だからこそ生きる意味を見つけて、努力していかなければいけない”という曲です。
立派なことを言っていますが、曲調は少しも偉そうではなく、いたって素朴。
なので、すんなり受け入れて聴き入ってしまいます。せやねんな…と自戒しながら聴いてます。
”I’m living my life in vain
And where am I going to?
I gotta really try
Try so hard to get by
And where am I going to”
訳)
わたしは空虚な人生を生きている
どこに向かっているんだろう?
わたしは本気で向き合って
向かうべき場所に近付くために
努力しなくちゃいけない
There Is A Light That Never Goes Out / The Smith
2曲目はこちら。みんな大好きザ・スミスです。
わたしは、高校生のときに「(500)日のサマー」という映画の中で、ズーイー・デシャネル演じるサマーが
ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる主人公トム(ヘッドホンから音が漏れている)に
「私もザ・スミス好きよ」と言うシーンがあったのがきっかけで、聴き始めてハマりました。(ミーハーですね)
There’s a light that never goes out = 決して消えることのない光。
名曲ぞろいのザ・スミスですが、やっぱりこの曲もタイトルと歌詞が好きです。
聴く人によって、純粋なラブソング、家出の歌、夢想する青年の歌など、解釈が分かれる曲だと思いますが…さて、あなたはどんな曲に感じるでしょうか。
”Take me out tonight
Because I want to see people and I
Want to see life”
訳)
今夜連れ出してほしい
わたしは色々な人に会いたい
そして人生を知りたい
The Steps / HAIM
ヘラヘラ三銃士かな?と思ったそこのあなた。PV観てみてください。(きっといない)
3曲目はハイムのTHE STEPSです。タイトルからして、必聴ですね。笑
この曲も、、歌詞が良いです。(またかよって言わないで)
別れそうな恋人達の、彼女の方が達観している曲なのですが、下記の歌詞に救いがあるのが良いです。
“If I go right and you go left
Hey, I know we’ll meet up again
And if you go left and I go right
Hey, maybe that’s just life sometimes”
訳)
もしわたしが右に行き、あなたは左に行っても
わたし達はまた会えるはず
そしてもしあなたが左に行き、わたしは右に行っても
きっとそれが人生というものなのでしょう
いやはや、Life goes on, braということですね。(急に出てくるビートルズ)
さて、最後に冒頭で触れた曲をご紹介します。
ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございます。
勘の良い方はお気付きかもしれませんが、このプレイリストで選んだ曲を通して
わたしは人生について考えて、一つの結論に辿り着きました。
Yes I’m Country (And That’s OK) / Robert Glasper Trio
この曲には歌詞がありませんが、ロバート・グラスパーが奏でるピアノの音は、わたしに故郷の田園風景を思い出させます。初めて聴いた時は、心境も相まって号泣しました。
Yes, I’m Country (And That’s OK) = はい、わたしは田舎者です(そしてそれでいいんです)
…ということで、わたしのスタッフブログは、今回が最後の投稿となります。
これまで16回もお付き合い頂き、ありがとうございました!(全部読んだよって方、いらっしゃいますかね?)
タイトルを「おあとがよろしいようで。」にした4年前の自分、我ながらグッジョブだったなあと思います。
今まであまり締めに使ってきませんでしたが、最後はこの言葉で終わります。
それでは、おあとがよろしいようで。