2021.07.14

松尾の素顔シリーズ⑪ー FASHION IN JAPAN編 – STEPS自由が丘

こんにちは。

いつもスタッフブログをご覧頂きありがとうございます。

自由が丘店の松尾です。

 

店舗では、ただいまSUMMER SALE開催中です!

既にご来店頂いたお客様は誠にありがとうございます。( 感謝 )

まだご来店頂いていない方は、心よりご来店をお待ちしております。

 

 

 

 

今回なのですが、気になる展覧会が開催されておりましたので行ってみました。

 

 

【 FASHION IN JAPAN 1945―2020 】

 

 

この展覧会では日本の75年間を8つの章に分け、年代別に当時の流行を紹介しておりました。

年々技術が発展していき、洋服が進化していく様子を実際に目の前して見る事はとても見応えがありました。

 

全てを話してしまうとBLOG内では足りなくなってしまう為、その中で印象的だった内容をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

まずは戦時中のお話。

デザイナーという職業が生まれる前の1920年代―1945年。

日本の男性は、提案された国民服が定着し、女性は作業服としてもんぺを多く活用しておりました。

その一方で、上の和服( 着物 )は、冷戦模様という色使いがとても鮮やか且つ時代背景を感じるインパクトがある物でした。

厳しい状況下においても、工夫しながら装う楽しさは時代に左右されることなく、いつの時代も必要不可欠な要素であると感じました。

本当に必要な物が枯渇している最中でも、趣味趣向品は生きるにおいて本当に大切だなぁと…

 

 

 

 

次は1960年代。

それまでの洋裁ブームや繊維産業の発展もあり、洋服は「作る」から「買う」へと移行してきます。

その頃の流行は、アメリカの私立学生の装いをベースとしたアイビールックが男性の圧倒的な支持を受けていたのは皆様ご存じかと思います。

STEPSにもアイビースタイルに活用出来そうなアイテムは多々あり、個人的にも他ジャンルのアイテムと組み合わせるのが今の気分。

スタンダードを真っすぐやるだけではなく、常にアップデートさせてスタイルに落とし込むことがファッションかなと…

 

 

 

 

 

 

さて次は、1980年代DCブランドと1990年代裏原系。

80年代にパリコレクションで発表した「黒の衝撃」と呼ばれた「コムでギャルソン」と「ヨウジヤマモト」

黒=モードのイメージを定着させたブランドですよね。

 

ここの流れにおいては、90年代のストリートファッションにおいて外せないブランドの1つとして「 UNDER COVER 」を思い浮かべました。

僕が服飾の専門学校に通ってた当時、上記に並べたブランドは、服飾学生の大好きなブランドでした。

服装史の授業になると男子生徒は特にこの時代には興味があるので、集中して先生の話を聞き、確かテストの点数が良かった気がします ( 笑 )

 

全てのブランドに対しても言えますが、自分が生まれる前から1つの時代を彩っていたことが純粋に素晴らしいと思うと共に、自身が今過ごしているこの瞬間が、過去になっていくこと感慨深いですよね。

 

 

75年間分を全て見るのには全く時間が足りず、もう一度見直したい位です。

っというかもう一度見に行きます。

 

とにかく展示資料が多く、これほど内容が濃いファッションの展覧会は滅多にないんじゃないでしょうか。

ファッションはよく回ると言いますが、今まさに流行はクラシックな方向へタイムスリップしていっている気がします。

シンプルなデザイン、大量生産が出来ない物、1点物 etc…

改めて、物の本質的な価値観を深く掘り下げ、自分のオンリーワンを揃えていきたいと感じました。

 

それではまた。

 

STEPS自由が丘

東京都目黒区自由ヶ丘2-9-15 渥美ビル1F

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