(C)STEPS Co., Ltd. All Rights Reserved.
2021.03.24
Mr.はまっこ④ STEPS自由が丘
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
自由が丘店 小山です。
ちょっと生意気かもしれませんが、最近レコードを聴くことにハマっています。
使用している機器はCOLUMBIAのGP-3S。
80〜90年代の、知る人ぞ知る名品らしいですね。
初めて買ったレコードは、「A LONG VACATION」です。
大瀧詠一さんですが、つい先日ようやくサブスク解禁されましたね!
もちろん、自分も即ダウンロードしました!
しかしレコードで聴くと味わい深く、iphoneで聴く音とはまた違った良さがあります。
他にもこのような感じで色々買ってます。はっぴいえんどの風街ろまんが特にお気に入りです。
まだまだ欲しいレコードがたくさんあります…。
そんな懐古趣味な自分が、今回のブログでご紹介したいものは「古布」です。
まず一品目がこちら。
半年前ほどに手に入れた、ネイティブアメリカンのラグです。
古布と言えば、定番中の定番アイテムですね。
ネイティブカルチャーが大好きな自分にとっては、マストアイテムといっても過言じゃありません。
自宅では上にインディアンジュエリーや、ホピ族の精霊「カッチーナドール」を置いたりしています。
今持っているラグは年代もそこまで古くなく、大きさも小さめです。
なので大きめの物、モチーフが施されているものが欲しいのですが、
今一番欲しいのは「コチニール」という、サボテンに付いている虫を潰して染色したラグ。
古着屋でディスプレイされているのは時々見ますが、あまり販売しているところを見たことありません。
売っているお店をご存知の方は、ぜひ教えてください。
二品目がこちら
アンティークキルトです。
こちらは年代がかなり古く、1890~1910年の物となっています。
キルトと言ったら三角が向かい合わせで配置された「FLYING GEESE(飛んでいるガチョウ)」が特徴的ですが、
それを木の形に見立てたものはかなりレアもの。
死んだら家宝に、または博物館に展示されて欲しいですね。
もちろん、強度は最悪なので大事に扱いたいと思います。
三品目がこちら
カバレット(ベットシーツ用ファブリック)と呼ばれるもので、こちらも年代が古く1860年代に作られています。
こちらはシェーカーという、キリスト教を強く信仰している人々が織ったものです。
シェーカーは20世紀初頭に絶滅したので、今ではこの織物は織れなくなってしまいました。
カバレットのみならず、シェーカーによって作られたものは、今でも世界各地から強く支持されています。
特徴としては、無駄なデザインがそぎ落され、無垢ながらも温かみがあり、機能的。
今見ても、2世紀前のに作られたものとは思えない作品ばかりです。
今ではその名残でシンプルで機能的なアイテムのことを「シェーカー ○○」と読んだりします。
当店で取り扱いのあるBinghamton Knitting Co.のセーターも “SHAKER SWEATER” という名前が付いていますね。
四品目がこちら
アフリカンインディゴです。
こちらだけはアメリカの作品ではなく、名前の通りアフリカの作品です。
こちらも大変古く、年代はわかりかねますが100年前の作品、アンティークであることには間違いありません。
途中途中で縫い合わせているのは、当時織機の技術が伴わなかったため、縫い合わせることで大判にしています。
こちらはラグ、テーブルクロス以外にストールとしても利用できます。
一番ファッションアイテムとして使える生地かもしれません。
自分の先輩はこの生地を用いてマスクにしていました。
下の部分が髭っぽいのは、生地の端がフリンジになっているから。
紐部分に100年以上前のトレードビーズを付けてもらっています。
日本の警察は大変優秀なので、これを付けた日には職質不可避でしょう。
息がしにくいですし、使い勝手がかなり悪いので付けることはほぼありませんが気に入っています。
以上四点のご紹介でした。
部屋に一枚でもあるとガラッと雰囲気が変わり、おうち時間がより豊かになること間違いなしです。
このブログを読んで興味を持った方は、是非集めてみてはいかがでしょうか。
では、次回のブログでお会いしましょう。
P.S.
サムネのワンコは今月で六か月になった新しい家族です。