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2023.03.15
ソックスの跡 -29- SEEK&FIND
いくつになっても海沿いに憧れる。
根っからの海なし県民なSEEK&FINDの岩波です。
みなさんの「海」はどこですか?
海のない山梨で育った僕が、
真っ先に思い浮かべる海といえば湘南。
比較的アクセスも良くて、(2時間弱かかりますが)
子供の頃はよく連れて行ってもらいました。
江ノ島に行ったら、ちゃんとしらすを食べる。
鎌倉に行ったら、しっかりと大仏を見る。
いつも渋滞している134号では、
ウォークマンで一人こっそりとサザンに浸るのが好きだった。。(笑)
最後のは少し恥ずかしいですが、
今でもそんなマインドが残っているかも。
半年に一回の鎌倉散歩の帰り際、
素晴らしい夕陽を見てそんなことを考えました。
最近は鎌倉の楽しみ方も変わって、
裏山を歩いたり、工藝店を覗いたり、好きな喫茶店に行ったり。
まだまだ奥が深い湘南が、僕を魅了してやみません。
先月は冬休みも頂いて、海なし県にも帰省しましたよ。
しっかりと帰ったのは久しぶり。
頼もしい帰省のお供たち。
旅の鞄は少し重いくらいがかっこいと思ってます。
丹下健三が設計した山梨文化会館でスワンチェアを眺めながらお茶したり。
気になっていたお店に吉田のうどんをくらいに行ったり。
どこに行ってもですが、古着を漁ったり。。
中でも印象的だったのが、
北杜市にある浅川伯教・巧兄弟資料館
こちらもずっと気になっており念願の見学。
民藝運動の中で度々名前が上がる2人ですが、
具体的にどんな功績を残したのかご存知の方は多くないはず。
作り手として作品を残しているわけではないので
注目されづらいかもしれませんが、
この兄弟との出会いがなかったら
柳の眼は朝鮮の工藝に向いていなかったかもしれないし、
大袈裟なことを言いますが民藝運動も始まっていなかったかも。
この兄弟が具体的にどんなことをしたのか。
ここに書くと長いので、気になる方は直接僕に聞いて下さい。
同郷の偉大な先人の仕事ぶりに感服、やっぱりお勉強は楽しいですね。
それではまた。