９月になりました。
気づくと近所では鈴虫の鳴き声が聞こえてきます。
気温だけでいうとまだまだ夏の延長戦というような日も多いですが、
日常の些細なことに目を向ければ、新しい季節の訪れをちょっぴり感じられますね。

ウールのコートしかり、昔から季節を感じられるものってすきです。

遡れば学生時代のちょうど今頃。
当時の憧れはインバーアランのローゲージニット。
定価ではとても手が届きませんでしたが、どうしても欲しくて中古で手にすることができました。
早く着たくて仕方がなかったのですが、いかんせん暑くて暑くてすぐには着られませんでした。
結局袖を通したのは文化祭あたりだったので多分11月。(それでも結構無理していたかな..)

今でも文化祭の案内が届くと、そろそろニットの出番かなと僕のアタマは解釈しはじめます。

“そのときの服装”が音楽や香水などと同様に、ちょっとした日常やイベントを記憶する手がかりになっているんですね。

実際に着ていた洋服の合わせがどうこうというより、
“当時こんな思いでこのコートを買ったっけな”とか、
“当時はあのブランドが自分の全てだったけど、改めて今も好きだなぁ”とか、
”まだまだ着られる季節じゃないのに、お洒落は我慢だなんていって着てたな”とか。

洋服選びって振り返ったときに意外と覚えているもの。

悩みに悩んで買ったり、一目惚れで即決したり。
こういった商品を手にするまでにの時間も僕は結構鮮明に覚えていて、それでますます愛着が湧いたりするような気も。

季節の変わり目。
店内には魅力的な洋服が続々と入荷しています。

すぐには着られないアイテムもありますが、ゆっくりご検討いただければと思います。
そういう時間が後々、ご自身だけの付加価値になったりするのかなと思います。

もちろん、ピンと来られた方の即決も大歓迎です。笑

それでは。

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