いつもありがとうございます。
下北沢店 薄めの斉藤です。
ワタクシ斉藤は今年度からメンズアシスタントバイヤーとしてバイイングに携わっております。
バイヤーといえば、プレスと並んで洋服屋なら一度は憧れるポストでして、私も例にもれずに面接で「将来はバイイングをやりたいです(キリッ」と発言したクチでした。
バイヤー?自分の好きな物仕入れるんでしょ?カッコイイじゃん!
プレス?よくわかんないけどメディアに露出してカッコイイじゃん!
この程度の薄っぺらい知識で面接に臨んでいたと思うと恐ろしいですね。
もちろん憧れと現実はやはり違うものでして、
18FWシーズンのアイテムが入荷ラッシュのなか、私はといえば平日は連日19SSシーズンの展示会に足を運び、しかし週末はSTEPS各店に18FWの商品説明に行く、
という季節感がよく分からなくなるスケジュールにやや混乱気味となっております。
しかし忙しさや難しさ以上に、やっぱり自分で決めた商品が入荷してくると嬉しいものですね。
そしてそれをお客様にご紹介してお勧めするのが何より楽しい。
半年前に展示会で商品を選んだ時の気持ちが蘇ります。
というわけで今回は、現在入荷しているアイテムの中で「展示会で一目惚れ3選!」をご紹介します。
①Surf Lineのナイロンアノラック
今年から取り扱う新ブランド Surf Line。
なかでも90年代ムードたっぷりのこのアノラックにはやられました。
不格好なボックスシルエット、裏地のフリース、何よりこの配色!ギリギリ!パイピングなんて紫ですよ、紫。(褒めてます)
さぁてどうやって着てやろうかなぁ、と洋服バカを焚き付ける一着。
②orSlowのヴィンテージフィットアーミートラウザー
実は17FW(だったはず)に取扱いを断念したアイテム。満を持して入荷です。
名前の通りかなりゆったり目のトラウザーなんですが、不思議とヤングなストリートスタイルにならないんですよねぇ。
そう見せるのは光沢のある生地か、それともノータックだからか、いやいやシングルニードルだからか?
大人に穿いていただきたいワイドパンツです。
③EELのノルディックセーター
EELの魅力は洋服の常識をあえて壊す新鮮さだと思っているのですがMITSUKE KNIT製のニットはいつもシンプルで、つまりあまりEELらしくはないと思います。
ニットの「ニットとしての良さ」が最大限に活きるようにあえてデコラティブにしていない、というのが私の予想。MITSUKE KNITへの信頼有っての事でしょう。
素材とつくりの良さはシンプルなほど誤魔化しがきかず、つまり、ただひたすらに良いニット。
以上、今すぐ買える「一目惚れ3選!」でした。
3選なんかでは本当は収まりきらないのですが、今回はこれにて。
PS
ちなみに、
休日は相変わらずボルダリングに勤しんでいます。
前回動画をブログに貼ることが出来ず、今回はGIFに変換するという技を身に付けたのですが、やっぱり貼れず。
だいぶ上達したと思うのですが、生傷の絶えない洋服屋ってどうなんだ?とも思います。