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2023.01.11
・・まつきち手帖・・ STEPS吉祥寺
2023年。
うさぎどし。
干支の話をすると、
思い出すのはお受験のこと。
生まれてはじめての面接で、
『お年は?』の質問に、
『巳年です。』と答えた私。
見事にお受験は失敗をして、
私の幼稚園人生は、
年中さんからのスタートとなりました。
まだまだ小さかった私の、
苦ーいにがい思い出。
すってんきりんっ。
2022年ってどんな年だったかな?
同じような日々を
繰り返して
気付けば、大晦日が来ていました。
あちゃ。
そんな中でも、
日常と違った出来事は
思い出として
ちゃんと蘇ってくるもの。
そのくせ、
肝心なことは忘れて
いつも失態ばかりの
こまったさんです。
むむむ。
蘇ってきました、思い出。
山形に行った。
岡山県にも
島根県にも
鳥取県にも行った。
そうだ。
2022年は、
いろんな場所に
行けたんだった。
砂丘を散策したし、
地元で人気のとんかつ屋さんにも行きました。
気合を入れて順番待ちの名簿は一番乗り。
山形では、
昭和にタイムスリップなんか
できちゃったりして。
2022年、
初上陸した山陰地方を
とっても好きになりました。
タクシーに乗れば、
『帰りにまたお迎えに来るから
料金は払わなくていいよ。』と言われ
本当にお迎えに来てくれました。
あの時はありがとう。
おじさん、また会えるかな?
畑以外になーんもない窯元で
たまたま居合わせた私を
車に乗せてくれた博物館の方も、
ありがとうございました。
人がね、あったかいんです。
旅の行き先はいつも
唐突に決まります。
ダーツで当たったところへ、いざ!
なんてね。
日本一優柔不断なくせして。
本当に即決。
ちなみに、
どれくらい優柔不断かというと…
ランチでこづちへ。
(↑分かる人には分かる名店。)
カレーライスか?
ハンバーグ定食にするか?
1時間でも悩んでいられちゃう。
どうでもいいか。
相変わらず、たとえ話は下手っぴです。
・・・・
最後に行った海外は、
美しいパリと、ハンサムなロンドン。
海外出張です。
毎年行けると思っていたのに。。
コロナ禍になって丸3年。
海外に行けなくなったのを機に、
国内旅行を楽しむようになりました。
連休があれば、
海外のどこかしらへ
ひとりで行くことにしていた私。
これは6年前のアメリカ出張が
きっかけだったなぁ。
それまで、
日本以外の国に
全く興味がなかったけど、
いろんな違いを発見するのが
おもしろくて。
体験は人を変えるのだ。
初めて行く、
なにも知らないところで
空気を吸って
音を聞いて
匂いをかいで
お話聞いて。
たくさん感じて、
たくさん発見するの。
みんな限られた人生だもの。
一つでも多くの場所を体感しておきたい。
私的ひとりたびの楽しみ方。
雑誌やインスタからは得られない
別の角度を見るようにして。
誰も見てない天井を
ひたすら見上げたり
エレベーターはスルーして
階段を使って景色を見たり。
移動手段は歩き。
ときどき、電車。
一日25,000歩は当たり前。
電車のない小さな村だって、
バスが1時間に1本しか走らないような
“ど”田舎だって、
自分じゃぜっったいに
車は運転しません。
(↑『しません』じゃなくて『できません』)
そうそう。
こう見えて、
自称スーパーペーパードライバーな私。
18歳で、
同じ学年の誰よりも早く
免許を取得してからここまで、
ゴールド免許でやってきました。
そりゃそーだ。
運転しないんだもの。
どうでもいいか。(part2)
5駅や6駅分の距離なんか
えぇい。歩いちゃえばいつか着くのよ。
うん、そんなもん。
どんな道だって繋がっているんだから。
さーすらおーう。
このせかいじゅーを。
たくさん歩いて
彷徨ったおかげで気づけたこと。
私、橋が好きだ、と。
橋から見える景色が好きで、
遠くから見る橋の姿も好き。
鉄の橋から吊り橋まで。
車しか走らないような
長ーい橋だって、
遠くの建物を見たり
川の流れを見ながら
歩いて歩いて渡りきる。
びゅーびゅー
強い風の中でも
飛ばされないように
必死になって。
橋の上は、
なんだか宙に浮いているみたい。
こっちとあっちを繋ぐ橋。
そうか、
橋は私の憧れなんだ。
『ちょっぴり豊かになれる服』
探して見つけて、
作り手の気持ちをそのまま
みなさまの笑顔へ
つなぐ架け橋になりたい。
そんな
季節の変わり目の
ひとりごと。
これから始まる春物にも
気合いを込めて。
あー、また長くなってしまった。
最後まで読んでくれて
いつも
ありがとうございます。
それでは、また~。