私は物事を

曖昧に、感じたままに、

表現するのが得意です。

 

 

そう、

アナログ時計みたいに。

 

(ちっちっちっちっ…。)

 

正確な情報を

白か黒かで表現できるような

デジタル時計さんに

なかなかなれません。

 

ブラックコーヒーより

カフェオレがいいもんね。

 

(…ぴぴっ！)

 

デジタル時計さんからすれば

で？！

一体何時なの？！

なう！！って。

腹立たしいに違いありません。

 

よく分からんけど

ひと通り動いてみる

アナログさん。

 

と

 

必要最低限の動きで

確実に進むデジタルさん。

 

要領の良さ、

デジタルさんにゃかないません。

 

アナログさんの動きを見た

デジタルさんは、

 

『やれやれ…まだそんなことしているのかい？』

心配です。

 

何も知らないアナログさんは

せっせせっせと

今日も時計の針を進めます。

 

 

アナログさんこと

私だって、

 

日常の中で

ほんの一歩ずつ

デジタルに近づいていく。

 

少しだけ

優越感に浸れる瞬間が

そこにはあるのです。

 

 

小学生の時に

ピッチデビューした

私の携帯ライフ。

 

はじめは

3和音だった着メロ。

自作の着メロ。

 

たーら、りらー。

 

あっとゆうまに

時代は着うたになったっけ。

 

パカパカケータイのN502iに、

スライド式のD904i。

 

(なんのこっちゃぁぁ。)

 

早打ちだって、なんのその。

 

おかげで

スマホだろうが

ひたすら連打で文字打ち。

 

あいうえお

かきくけこ、、、、

 

(フリック入力ができないだけ。あちゃ。)

 

やがて

ガラパゴス携帯を卒業。

 

時代とともに

私の相棒も

スマホに変化したわけです。

 

だけど、

もしかすると

使い道はガラケーの時のまま。

 

使いこなせていない機能が

まだまだたっくさんあるはず。

 

私には、

“知らないけれど便利なこと”が

ありすぎるのだ。

 

そう思うと、

なんて、ラッキーガール。

 

 

先日、

suicaのカードを卒業しました。

 

今では、

モバイルsuicaを巧みに使いこなしています。

 

(やれやれ、いまさらですかい。)  

 

10こ以上年上のボスに

展示会で移動をする際、

交通機関を使うたびに

言われていたのです。

 

『やらなきゃ損だぜ』

って。

 

『チャージなんて、

わざわざ駅まで行かなくたって、

スマホの中で完結するんだぜ』って。

 

10こ以上年下の部下Aくんにも

言われたのです。

『僕なんか3年以上前からですぜ』

って。

 

高くて厚かった、アナログの壁。

ふとした時に

乗り越えていました。

 

知った途端に

それが当たり前になるのだから

不思議です。

 

それからそれから。

 

クイックペイってやらも

こなせるようになりました。

 

『くいっぺい！』

 

おまけにおまけに。

 

スターバックスの

モバイルオーダーなんかも

使っちゃったりして。

 

ぴぴっ。

 

PayPayまではあと一歩。

 

 

デジタルさんの

便利さを知れた時、

アナログさんが

いてくれたことにホッとする。

 

 

なんだって

一歩踏み出すには

ちっちゃな勇気が必要で。

 

だけど

高い壁だろうが

低い壁だろうが

造るのも、飛び越えるのも、

壊せちゃうのも

自分次第なのです。

 

ファッションも一緒。

 

いつもと

ちょっと違った自分になる。

 

アナログさんが、

ほんの一歩を

踏み出すお手伝い。

 

ぴぴっと

ちゃちゃっと

手に入れる前に

STEPSの吉祥寺店で

とびっきり

アナログな時間を過ごしましょ。