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2022.02.16
ソックスの跡 -22- SEEK&FIND
今年も元旦は早起きして、
山にてありがたい初日の出をいただきました。
SEEK&FINDの岩波です。
インストラクター顔負け配色のスキーウェアに、ダウンベスト。
洋服屋らしからぬ無茶苦茶な服装はいったん無視していただいて。
昨年に比べたら、いくらかマシな顔つき。
やはり今年も行きの足取りは重めでしたが、
しっかり「ありがたいなぁ〜」状態で下山してきました。
知人がヘンテコな形をしたカメラで撮ってくれた写真も、
日付が思い切りバグってますがなかなか趣深い。
さて、今年初めてのソックスの跡。
例年通り、春が待ち遠しい気持ちが炸裂する曲紹介ブログですよ。
まだまだ布団の中からノールックで暖房のスイッチを入れるような朝が続いておりますが、
気持ちだけでも温めていきましょう。
“「春の訪れ待ち」という、人それぞれに違い、抽象的でとても曖昧なタイミングに聴きたい音楽たち。”
僕の場合はこんな感じです。
一曲目からホクホクに温まるやつ。
待ちに待った3年7ヶ月ぶりのアルバムがデジタルリリースされたのが、
本人の誕生日でもあった1月19日(水)。
それから約1ヶ月、盛り無しで100回は聴いてますね。
アルバムは隅から隅まで、全曲たまらないのですが、
一曲目に並べられたこのBADモードはもう温まっちゃってしょうがない。
活動初期の曲を彷彿とさせるエレクトリックなサウンドに原点回帰を感じつつ、
日本語と英語をこれ以上ないほどに心地よく織り交ぜたリリックのバランス感覚たるや。。
2番Aメロ部分の時代感の乗せ方なんかも大好き。
まだ聴いてない方はこのブログを閉じて、今すぐ聞きましょう。
More Than This / Charie Hunter Quartet
2曲目はちょっ……と趣味の悪いジャケットのこちら。(失礼)
8弦ギターを操るCharlie Hunterのカルテットによって、
2001年にリリースされたアルバム。
“Songs From The Analog Playground”
ファンキーでどことなく気味の悪い(これまた失礼)ジャケットと、
程よくコッテリとした心地良い内容とのギャップ。
ジャケットで判断しちゃダメですね。
推したい5曲目のMore Than Thisは、
ロンドンで活躍したロックバンド、Roxy Musicのカバー。
みんな大好きNorah Jonesがマイクをとった一曲でして、まあ悪いはずがない。
オリジナルとは大きく方向を変えたアレンジが、Norahのヴォーカルにバッチリフィット。
この伸び伸びとしたグルーヴ、
春の光が差し込む京王井の頭線で聴いたら多分眠っちゃいます。
Like Someone in Love (feat. Bill Evans) / Dick Garcia
3曲目はジャズのスタンダード・ナンバー。
アーマッド・ジャマルのシックなやつも、
アート・ブレイキーのおおらかなやつも好きですが、
一番好みなのはディック・ガルシアと若きビル・エヴァンスが組んだこの一曲。
スッキリとした音数と軽やかに流れていくギター、
昼下がりの散歩にベストな温度感、春よ来いって感じです。
この曲に限らず、
ディック・ガルシアがギターで参加している曲には春っぽさを感じることが多いです。
春男認定。
まだまだあるのですが、長くなりそうなのでこの辺で。
続きや皆さんの春待ちソングについて、是非お店でお話ししましょう。
ではまた。
p.s.
お店には春待ちグルカパンツもあります。