2022.07.06

一日一服 / ニワトリタマゴ SEEK&FIND

最近の僕を知る人の大方が被害にあってるであろうTakes.のススメ。

 

加害者意識はありつつも、ブログでも少し綴らせていただきます。

(シツコイオトコは嫌ですね..。)

 

ということで。

あまり興味のない方は

そっとウィンドーを閉じてやってください。

 

 

さて、自分でもここまで盲目的に好きになるとは思っていなかったTakes.

 

なんせ初めて知ったときには

そこまで興味が持てなかった。

 

本当に失礼極まりない話だが

“なるほど、環境に配慮した今どきのブランドね。”

なんて思ってしまった記憶があるほど。

過去に戻れるなら2、3度ビンタをしてやりたい。

 

なぜだか時間の経過とともに気になる存在となり

このブランドの魅力を自分なりに解りたいと思った。

なにかに惹かれて

なにかに火がついて

“今どきのブランド”で片付けたくなったのだ。

 

手はじめにブランドの背景は一度横におき

純粋な”モノとして”の機能に着目してみた。

パターンや素材特性、色味やディティールの仕様を入念にみてみる。

すると首まわりの品のあるリブの細さが美しいと感じた。

 

開襟シャツを着るときに

骨太なヘビーオンスのTシャツを合わせるよりも自分らしい着方になるんじゃないかとイメージが湧いた。

 

独特の光沢感や涼しげな風合い

諸々の要素が複雑に混じり合い

インナーでも1枚でも着られるバランス感。

 

不思議なもので一つ気に入った部分がでてくると

次から次へと魅力が連鎖してくる。

このタイミングで改めてtakes.と竹についても調べてみた。

特にtakes.の代名詞と呼ぶべきマテリアル「TAKEFU」を開発した

ナファ生活研究所が教えてくれる竹の歴史や性能、そして、竹を通して社会貢献しようとする思いが奥深い。

 

なんせ20年以上にわたり竹の可能性を信じて疑わず、今尚向き合い続けている会社だ。

面白くないわけがない。

 

購入してまもなく。

なんとなく肌感覚で感じていた消臭力が

竹本来の性能である”殺菌力”からくるものだったのではないかと腹落ちしたころにはtakes.をもっと好きになっていた。

 

 

僕の服を選ぶ基準。

 

それは自分が着てしっくりくるかが絶対条件。

もの単体としての価値や希少性があったとしても

自分がしっくりこなければ、たった2つの特例を除いて買うことはない。

(*たった2つの特例についてはまたの機会に。)

 

その上で背景や世界観が共感できるものだと嬉しいし

それはもう買わない理由がないのだ。

 

だからtakes.に関しても環境に配慮した素晴らしいビジョンは一度アタマの片隅において、先ずはモノとしての魅力を純粋に試して欲しい。

これは服屋としての僕のちょっとしたワガママだけど..

環境を大切にすること。

環境を大切にするための一つの手段としての竹に興味をもつこと。

 

その上で洋服を選ぶことは尊敬するけれど

僕の場合は洋服が趣味だから順番が逆。

 

まずは自分自身を大切にして

気持ちの良い暮らしのために服を選ぶ。

その分、早いサイクルでの消費ではなく長く付き合う。

 

意識的に応援するのは、無意識に好きになったそのあとでも遅くはないですよね。ね?

SEEK&FIND

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