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2022.01.05
Mr.はまっこ⑥ STEPS下北沢
下北沢店の小山です。
あけましておめでとうございます。
2022年もSTEPSを宜しくお願いいたします。
皆さまにとって2021年はどんな年でしたか?
10月にはコロナも徐々に落ち着き、緊急事態宣言が解除されましたね。
それまでは軽い外出も躊躇するような生活でしたが、少しずつコロナ前の生活に戻ってきて嬉しい限りです。
コロナが落ち着いてから(また徐々に感染者が増えていますが、、、)軽い旅をしたり、お酒を飲みに行ったり、、、と自分にとって大変充実した年でした。
2021年、何をしたのかをこのブログでつらつらと書こうと思います。
こちらは愛知県一ノ宮市の尾州という街のとある機屋さん。
Instagramで工場の方と繋がっていた為、ダイレクトメッセージでコンタクトを取り工場見学をさせていただきました。
こちらでは、旧式のシャトル織機を使用して、生地を製作されています。
シャトル織機とはこのように予め経糸を手作業で配置し、緯糸をスペースシャトルのような物で左右に行き来させ、生地を織り上げる機械のこと。
織りあがったらこんな感じになります。
なかなか画像では伝わりませんが、これが気の遠くなる作業で、、、
また、機械自体も1世紀以上前に作られた物で、この大量生産の時代には不向きなスピードですし、メンテナンスをするにしても100万円くらいかかるそうです。
しかし、この伝統を受け継ぎ続ける意味は出来上がった生地を見れば納得です。
友人が所有している、こちらの工場で織り上げた生地を使用したジャケット。
カシミヤの最上級とも呼ばれるモンゴルのアラシャンカシミヤをヘリンボーンに。
雰囲気やんば!!語彙力失います。
この気の遠くなる作業を見学した後に見ると尚更感動します。
この伝統が廃らないよう、伝えていくのがファッション業界に身を置いている自分の使命だと感じております。
次は、こちら
「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」に行ってまいりました。
情報量が多すぎますし、美しいものが多すぎて頭がパンパン。
行った人に話を聞くとみんな「早い時間に行ったのに気づいたら夕方になってた」と口を揃えて言います。
そんなたくさんの物の中で個人的にずっと好きなのはアイヌの作品。「オヒョウ地切伏刺繍衣装」
これは以前、日本民藝館で行われていたアイヌ展で撮影した物です。
オーラがすごい、、、
よく見ないとわかりませんが、このチェーンステッチは手作業で縫われています。
しかも、当時鉄が希少だった為、ハサミを持っていなかったそうです。
なのでこの生地は全て手で千切ってカッティングしているそう。
こんな素晴らしい歴史の産物を生で見れて幸せ者です。
また、アイヌも同様、今でも文化が継承されており、その文化はあのエルメスも注目しているほどです。
この素晴らしい文化が衰退しないよう皆さんで盛り上げましょう!
次!
カネコアヤノの武道館ライブに参戦しました!
ライブなんて最後に行ったのいつぶりでしょうか。
かなりフラストレーションが溜まっていたのはライブ不足だったからでしょう。
とにかく最&高でした。
声も出せないので最初はなんか縛られてる感じするなーって思っていましたが、声が出せない分、音に集中できるのでこれはこれでアリだな!と思ってます。
公演中は会場は暗く、観客全員座って聞いていましたが、最後の曲「アーケード」のイントロが鳴った瞬間、会場がパッと明るくなり観客全員が立ち上がり、踊り狂ってたあの光景はここ数年で一番最高でした。
テンション高くなりすぎて隣に聞こえるか聞こえないかの蚊の鳴くような声で「フォー!」って言ってしまったのは内緒です。
ライブも徐々にできるようになって本当に嬉しい限りです。
他にも
美味いラーメンを食べに行ったり、
コテージを借りて友人と年越ししたりと、キリがないほど沢山の経験をした一年でした。
今年はコロナが収束してもっと多くの場所を旅したいです(奄美大島に行きたい)
そんなところでブログを締めくくらせて頂きます!
今年もSTEPSを宜しくお願い致します!